砂川様(インタビュアー:寺本隆裕)

砂川さんは、どんなビジネスをされていますか?

寺本:お名前と、どういうビジネスをされているかお願いします。

 

砂川:砂川といいます。年齢は31歳で、今は山梨県のほうでコピーライターとして活動させていただいています。

 

寺本:具体的にどういうクライアントさんなんですか。フリーでやられているんですか。

 

砂川:今はフリーでやっていて、あとはもう1つ別の仕事があって、そこが本業っていう形ではあるんですけれども、後々はコピー一本で行こうかなというふうには考えてはいます。

 
どういうクライアントさんが多いですか?

寺本:どういうクライアントさんが多くて、どういうビジネスがあるんですか。

 

砂川:去年は整体師とか、あとは語学教材とかを売られている方が結構多かったんですけれども、単発の仕事が多かったので、単発だとちょっときついなと思ったので、ちゃんとことしから集客システムをつくろうと思って。まだ始めたばかりではあるんですけれども。

 

寺本:単発っていうのはどういう意味ですか。

 

砂川:例えば、じゃあコピーを書いてって言われたら、それを書いて、はい終わりっていう感じですね。そういうことをやってはいました。

 

寺本:で、システムっていうのは? 逆に?

 

砂川:っていうのは、まだやっている段階なんですけど、例えばダイレクトメールとかを駆使してリードを集めたりとか、あるいはそういう業者さんが集まるようなところに行ってリード集めをやって、そこからお客さんになってもらってリピートしてもらうっていうような、そういうものを今後つくっていこうかなっていうことです。

 

寺本:それは、そのパッケージをコピーライティングサービスとして提案していくっていう意味ですか。

 

砂川:それもそうですね。

 

寺本:自分自身のっていうことですか。

 

砂川:クライアントさんの。

 

寺本:クライアントさんのやつを、そういうふうな単発の商品のコピーではなくてビジネスのプロセス全体を、そのコピーを、全部をプロデュースしますよっていう?

 

砂川:そうですね。

 

寺本:そういうパッケージにして提案しますっていうことですか。

 

砂川:はい。

もともとは「一晩でいくら稼ぎました」みたいな

いわゆる儲かる系を買っていたのですが、うまくいかず…

寺本:じゃあ、これは一応12週間コピーのインタビューなんですけど、それを買おうと思ったきっかけは何ですか。

 

砂川:もともとは、インターネットを使ってビジネスをやろうっていうふうに思ったのは大体4年ぐらい前ですかね。そのときにいろいろ情報を検索していくと、もうかる系のよく、いわゆる一晩で幾ら稼ぎました、みたいな。

 

寺本:バックに炎がついている。

 

砂川:そう、そんな感じのものがいっぱいあって、僕はそういうのにちょくちょく手を出していたんですよね。だけど、やっぱりうまくいかないし。だけど自分の頭の中でお金を稼ぎたいとかもうけたいとか、そういう考えがずっとあって、何かのきっかけでダイレクト出版さんのメルマガを見始めてから、大分考え方が変わったんですね。

 

例えば、楽をしてもうかる道はないとか。そんな短期的な、小手先のテクニックだけじゃあビジネスなんてできないとか。そういうのを聞いて、ああ、そうだよな、と。今までの自分と照らし合わせて、確かにそうだと思いながらメルマガとかを読んでいたんですけど。

ビジネスを作るなら、コピーが書けないとダメだ

 砂川:その中でビジネスをつくるに当たり、やっぱりコピーが書けないとだめだという話があって、そこからコピーライティングって何だろうなっていう話でちょっと考えていろいろ調べていくと、お客さんに文章とか、そういうものを書いて直接反応させるみたいな、そういう記事を読んだりして。

もしかして、コピーを極めたらすごいことになるんじゃないか…

砂川:もしかして、これを極めたら、すごいことになるんじゃないかと。やっぱり自分でもビジネスをつくりたかったっていうのもありますし、あとは誰かの役に立ちたかったっていう。で、やっぱりスキルを身につけるためにはコピーライティングをやったほうがいいんじゃないかなと思って、最初はそれで始めた感じですね。

 

 

寺本:その商品は、コピーを教える商品って世の中に幾つかあると思うんですけど、僕は余りよくわからないんですけど、何でその中で12週間コピーを選ばれたんですか。

 

砂川:メルマガでずっと読んでいると、すごく、変な話、裏表がないような、正直にがあっと書いてあるし。あとはお客さんの声とかを読んでも「体系的になっていてすごく勉強になった」ということとか、あとは「自社の売り上げがどれぐらいアップした」とか、そういうのを見ていると「ああ、これかな」というふうに思ったんですよね。

 

ほかのモノの教材とかもちょっと見たりはしたんですけど、響いてこないというか。幾ら儲かりますよ、みたいな感じで。僕はもうさんざんそれに騙されていたっていうのもあるので(笑)。

 

 でも、だから12週間を見たときに、あ、これかな、と思って買いましたね。

アフィリエイトとか、アドセンスとか、ブログを使って、とか

そういうものをやっていたのですが、これは「ビジネスじゃないな」と…

寺本:それを買う前っていうのは実際に何かやられていたんですか。

 

砂川:さっき言ったんですけど、小手先のテクニック系。

 

寺本:そっち系?

 

砂川:そっち系でやっていた。それぐらいかな。

 

寺本:どういうやつですか。アフィリエイトとか?

 

砂川:とか、アドセンスとか、あとはブログを使って何ちゃらとか。あとは即金系とかですかね。そういう感じでした。

 

寺本:じゃあダイレクトレスポンスとかとあんまり?

 

砂川:本当に関係のないような感じですか。

 

寺本:じゃあ短期的なお金は入るけど、ビジネスっていうものじゃない?

 

砂川:じゃないな、と。それを、俺がやっているのはビジネスじゃないなと気づいて。そこからですね、本当に。ほかのメルマガとかも全部解除しましたけど、ダイレクト出版さんだけは残してあります。

 

 

寺本:それを実際に購入されて勉強されたと思うんですけど、特によかったところとか、印象深かったところってありますか。

12週間で、ちゃんとステップを踏んでいるのでわかりやすい

砂川:やっぱり12週間、ちゃんとステップを踏んでいってできるので、やりやすいですよね。わかりやすいし。あとは寺本さんの情熱がすごく伝わってくるので。

 

寺本:そうですか(笑)。

 

砂川:やっぱり、やっていて楽しいですよね。

 

寺本:楽しいですね。

 

砂川:楽しいですね。いろんなことを、実際の現場で起こっていることとか、話をしてもらったりとか。あとは、やっていくとすごくコピーって深いんだなと思って。

 

人間の心理の部分とか、そういうのもありますし。あとは、これって世のため人のためになるスキルなんだなと思うと、これはもっとやらないといけないなと思って。それからはもうコピーをずっと、本当に、そこに一本に絞ってスキルアップしているような感じですけどね。

 

寺本:実際、さっきちろっとお話を伺いましたけど、おもしろい事例があるって。

12週間をやっているときは、雇われの身だったのですが…

砂川:実はそのコピーの12週間をやっているときは雇われ身だったので、会社でお客さんをちょっとふやさないといけないなという話で、どうしようかっていう話になったんですよね。僕は12週間を学んでいたので、ある程度ビジネスモデルとか、そういうコピーの知識とかがあったのでちょっとそれを使ってみようかなと思ったんですね。

 

で、何をやったかっていうと、お客さんが集まるような勉強会があって、それは別にマーケティングとかそういう話ではなく、本当に専門分野の技術の勉強会みたいなのあったんです。そこにお客さんがいっぱいいるので、そこに行って、勉強会が終わって、そこの司会の方が、じゃあこの中で何か自社のアピールをしたい人はいますか、みたいな感じになったんです。

 

 

そのときに、いっぱい、いろんな業者さんがいたんですけど、「はいはい」って手を挙げていて。

 

で、僕も、じゃあ今度、砂川さん、お願いしますってなって、そのときに12週間で学んだことと、あとは毎月送られてくるNOBSニュースレター。マーケティングの、ダン・ケネディのセールスレターのスワイプファイルが毎月あるじゃないですか。

 

 

それを見ながらトークスクリプトを考えて、ちょっとリード集めをしてみようと思ったんですね、その会場で。(リード集めというのは、商品を買う見込みのある人達を集めること)

 

で、演壇に上がってトークスクリプトを言ったんですね。それは何を餌っていうか、オファー(お客さんへの提案)にしたかっていうと、ニュースレターを毎月発行する。で、それを読みませんか、みたいなオファーだったんですね。

会場の半分以上の方が申し込んでくれた…

砂川:それができればお客さんとの関係が、つながりができるので、それを12週間のやつと、あとは知識を使って、あとはNOBSのやつも使いながらトークスクリプトをつくったんですけど、、、そうしたら結構、会場の半分以上の方が申し込んでくれて。

 

 それまではほかの業者さんとかもいたんですけど、ほかの業者さんはその場でアピールして終わりじゃないですか。だけど僕は12週間でリードを集めるとか、あとはフロントエンド、バックエンドっていうビジネスモデルをもう知っていたので、いきなり売るんじゃなくてまずはお客さんを集めたりしようと。

 

 

そこでやったら半分以上の方が申し込んでくれて、それ以降はずっと毎月ニュースレターを送っているんですけど、それで取引のない会社とかからも引き合いが来たりとかして。僕がセールストークっていうか、その話をしたときはみんなぽかんとして見ていたんですけど、ほかの業者さんは。

 

寺本:「何、変わったことをして」みたいな(笑)。

  

砂川:何やっとんの?とかって思っているらしかったんですけど、僕はそれを、今に見とけと思いながらやっていたんですね。

注文用紙にもある仕掛けをしていました…

砂川:もう1つは、ちょうど注文用紙にニュースレターの注文を書かせるときにちょっとした仕掛けをして。会場の入り口とかに段ボールをセッティングして封筒を置いておくんですよね。注文用紙と。

 

中を開けられないようにして、その封筒の表面にティーザーコピー(封筒の表面に書くコピー)を書いて、「まだ開けないでください」って書いたんですね。

 

そうするとそこの勉強会に来た人たちが、「何これ? 何これ?って、すごくあけたいんですけど」みたいな感じになって。そういうことを今までやる人がいなかったので。いつもみんな勉強会に勉強しに来て終わり、みたいな感じだったので、それがすごく、みんなざわめいちゃって。

 

 

で、僕が話をして、「はい、じゃあこれを注文したい人は開けてください」って言って。そうしたら注文用紙が、バーンって出てきて。そこにもちゃんとコピーでベネフィットを書いたりとか、そういうのを書いて。

 

で、注文用紙が行き渡っていない人も何人か、いっぱいいたんですけど、私にも下さい、私にも下さいっていうような感じになっちゃって。それですごくリードを集めることができて。

 

 

寺本:快感ですね。

 

砂川:そうですね。やっぱりそこの、僕がニュースレターをつくるってなったときに上司は、そんなことをして何の意味があるんだって。そんなところに行ってそういうことをやるやつなんていないぞ、と。そういうのも意味があるのかって言われて、僕は、はいはいって聞いていたんですけど。

 

やっぱりその上司はニュースレターとか、そういうものをコストだって見ていたんですね。僕はだけど、やっぱり12週間とかを聞いていて、お客さんとの関係性とかを築くのは大事だという話も聞いていたし、リードでとれば、ニュースレターっていう媒体でお客さんとコンタクトを毎月とれるし、その中にセールスレターとかも入れられるし、いろんなことができるなと思って、僕は本当にその勉強会に行ったときは、この場だけで終わらせる関係じゃなくて今後もずっと続けたいなと思って、そういうコピーを駆使してリードを獲得っていうことをやりましたね。

 

寺本:へえ、なかなか快感ですよね(笑)。

 

砂川:そうですね。ものすごく「やったったみたい」な感じ(笑)。には思いましたね、やっぱり。

12週間は、2年前に買ったんですが、今でも繰り返し聞いています。

 新しい発見というか、できてないところがわかるので。

寺本:12週間を買われたのって4年前でしたか。

 

砂川:2年ぐらい前ですね。

 

寺本:結構、今でも繰り返し聞かれます?

 

砂川:ずっと聞いていますね。やっぱり新しい発見っていうか、これはできていなかったなとか、そういうのがあるので、初心忘るべからずじゃないですけど、そういうのをずっと聞きながら本当に自分に落とし込むように、頭に、脳裏に植えるけるぐらいの勢いでがんがん聞いています。

 

寺本:そんなに聞いていただけるとありがたいです。

 

砂川:いえいえ、こちらこそありがたいです。

フリーセールスライターとしては、整体院のチラシを作りました。

どうやってクライアントを獲得したかというと…

寺本:フリーのほうで何か事例とか、あります?

 

砂川:フリーのほうではチラシを整体院さんとか、つくらせてもらって、ちょっと前にブログのほうにも、メルマガで紹介させてもらったと思うんですけど、初めは整体院のチラシを書きたいなと思っていて、ぱっと思い浮かんだだけなんですけど。

 

ある日スーパーに行ったら、スーパーのボードがあるじゃないですか。そこにチラシがいっぱい張ってあって、そこでそのチラシを見たときに、僕は12週間を学んでいたので、添削みたいなことは自分で勝手にやっていたんです。

 

これはこうやったほうがいいな、とか。

 

 

で、実際に、じゃあ「ちょっとここに手紙を書いてみよう」と思ってお手紙を送ったら反応が来たんですよね。「チラシを書いてくれるんですか」って。だけど、まだ向こうは半信半疑な感じで、電話で、「ああ、書きますよ」って言って。

 「うーん、どうしようかな、じゃあまた後で電話します」

砂川:だけど、「うーん、どうしようかな、じゃあまた後で電話します」とか言われて切られたんですよね。で、僕は、これはまずいなと思って、そこでチラシを実際に僕が添削して、ここをこうするともっといいと思いますよっていうのを、またDMに入れて。別に売り込みとかはしていないですよ。そのまま送ったらすぐに反応が返ってきて、「よし、じゃあ書いてくれ」と。幾らなんだっていう話をされて、そこからその整体院さんとつき合い始めて書くようになりましたね。

 

 

寺本:ブログでもシェアしていただいた内容ですね。

 

砂川:そうですね。それをやって、あ、こういう方法……。チラシを出しているっていうことはお客さんが多分欲しいんだと思うんですよね。だから結構、書くよっていうとマッチングする確率は高いのかなと思ったりもして。ちゃんとこちらが価値を提供してあげれば。っていうのもありましたし。

 

あとは、実は最初のクライアントさんだったので、どれぐらい自分がやれるんだっていうのもあったんですけど、だけどやっぱり書かないことには、そういうすばらしい教材で学んでもやらなかったら全く意味がないので。

 

僕はもう、「よし、やってやろう」これでダメだったら、そのときに考えればいいやと思って書かせてもらったんですよね。そうしたら結構いい反応がお客さんからも来て。大体200枚まいて1人ぐらいが来るのかな。っていうような感じだったんですね。

 

 

まあまあいいんじゃないかなっていう話をして。だけど、そこの整体院さんとは今はちょっと関係ないですけど、やっぱり喜ばれたりすると、ああ、やっていてよかったなって思います。

12週間コピーライティング実践プログラムに

参加しない方がいい人は?

寺本:じゃあ最後に、12週間プログラムを買ったほうがいい人、別に買わないほうがいいんじゃないかなと思う人。それぞれに何かあればお願いします。

 

砂川:買わないほうがいい人は自分に責任が持てない人だと思いますね。やっぱりコピーライティングっていうスキルを選ぶのって自分じゃないですか。だけど、やっぱり責任がないとすぐにやめちゃったりとか、ほかのキラキラ光る教材に走っちゃたりとか、そういうことがあるし。

 

 

あとはやっぱりクライアントさんとの関係なので、クライアントさんの大切な商品とかサービスを売るわけですから。お客さんとの関係もありますし。だからやっぱり自分でそういう成果物とかに責任が持てない人とか、他力本願じゃないですけど、他人に頼るような人っていうのは多分やらないほうがいいのではないかなと思います。

逆に参加したほうがいい人は?

砂川:逆に買ったほうがいい人っていうのは自分がやっていることに責任が持てる人っていうんですか。そういう人はすごくいいと思いますし、あとは、クライアントさんのために何かやってあげたいとかっていう人は12週間を学んであげて、そしてやってみてっていうのはいいかなと思いますね。

 

寺本:買っていなかったらどうなっていました?

 

砂川:多分、小手先のテクニックの、はやりものに走っていたんじゃないですかね。一晩で幾らもうかったとか。だから大分、僕はダイレクト出版さんに感謝しています。もう無駄遣いしなくて済む、みたいな。

 

寺本:確かにね。僕もよりどころ感があると思っていますけどね。言うても、多少気になったりするけど戻ってこられるじゃないですか。そういうところがいいかなと思いますよね。

 

砂川:それ、すごくいいと思います。

 

寺本:僕が思うに、将来的に安心感が得られると思うんですよ。一瞬もうかっても全然安心じゃないけど、でもこれをずっとやっていればいいんだ、みたいな。そういうのがあるとすごく安心なのかなっていう。

 

 

砂川:そうですね。やっぱり僕もそれまではすごく結果とかにこだわっていたんですよね。例えばこの教材を買ってもうからなかったらだめだ。じゃあ次に行こうってなっていたんですけど、やっぱりコピーライティングを学ぶようになってから、よくダイレクト出版さんの小川さんなんかも言うと思うんですけど、スキルにフォーカスしようと。

やっぱりスキルはなくならないし、お金では買えない。

一度、身に付いたらずっと使えるし、それでいろんなことができる

砂川:やっぱりスキルってなくならないし、お金では買えないじゃないですか。で、一度身についたらずっと使えるし、それでいろんなことができるし。なので、やっぱりコピーライティングっていうスキルに投資するっていうのはすごくいいんじゃないかなと思います。

 

寺本:ありがとうございました。

 

砂川:ありがとうございました。