売れない悩みを解決する方法

FROM:寺本隆裕

リサーチのテクニック、書くテクニック、書きやすくするためのテクニック、売れるコピーを書くための考え方、、、

このメルマガでも、商品でも、会員サイト「スパイ・ダンケネディ・コピー」でも、僕たちはずっと、売れるコピーを書く方法を教えてきました。

でも、、、それでもコピーで商品を売ることができない人がいるのはなぜでしょうか?
知識もある。テクニックも知っている。お客さんのこともよくわかっている。自分の商品のこともよくわかっている。なのにも関わらず、セールスレターが書けない人がいます。それはなぜでしょうか?

それは、扱っている商品の問題でしょうか?
まだ知識が不足しているせいでしょうか?
競合が強すぎるなどの問題でしょうか?

最近ラッキーなことに、ある会員さんの何気ない一言で、その本当の理由に気づくことができました。

それは何?

大体このような「本当の理由」というものは、技術的なものではなく、マインド・考え方の問題である場合がほとんどです。そして今回の「本当の理由」も、マインド・考え方の問題でした。

それは、、、

「本当は、売りたいと思っていない」

ということ。だったのです。

売れるコピーの書き方を学んでいても、実はコピーを書いて売ることを、本当はやりたくないと思っている。

強いコピーを書いて、売って、お客さんからお金をもらうことが、悪いことだと思っている。

そういう「考え方の問題」があることに気づいたのです。

「問題」

ここではあえて「問題」と書いています。人によってはこれは「問題」ではなく、日本人にはよくある「お金儲けなんて汚い」とか、「もっと謙虚になって稼ぎなさい」といったような考え方をしている人にとっては、売ることは悪であり、儲けることは罪であるという考えを持っているかもしれません。

でも、売れるコピーの書き方を学んでいるあなたが、もしそうであるなら、、、あなたは次のどちらかを選択した方がいいでしょう。

一つは、売れるコピーの書き方を学ぶのをやめること。

心の奥底で「お金を受け取ることは悪いことだ」と思っているのであれば、売れるコピーの書き方を学んだところでストレスがたまります。「儲ける方法を知った」でも、「それを使ってはいけない」でもまた「儲ける方法が入ってくる」といったように、デッドロック状態になるからです。ただイライラするだけですよね。また、何かを学ぶことにはコストがかかります。時間、お金、労力、、、。そのコストがもったいない。だから、やめたほうがいいでしょう。

冷たい意見のようにも思えますが、実は良く読んでみると、とても優しい意見であることがわかってもらえると思います。

そしてもう一つは、考え方を変えること。

つまり、売ることはいいことだと考えるのです。
考える方法には色々ありますが、一つ、日本人に最も合っている考え方を紹介しましょう。

それは、、、あなたにお金を払うことで感謝してくれる(た)人をイメージするという方法です。これまであなたの商品やサービスをとても気に入ってくれて、あなたに「ありがとう」と言ってくれた人がいるはずです。彼らはあなたにお金を払わなければ、彼らは満足することなく、もしかするとまだ問題や悩み、イライラを抱えたままだったかもしれません。あるいは別の商品を買って失敗したかもしれません。

だから、「彼らはあなたにお金を払った結果、今がある。」という事実をまず知ることです。

考え方が変わったら、次のステップに進みます。

想像してみてください。

彼らのような人ばかりがあなたのお客さんだったらどうですか?あなたはお金を受け取る。彼らはあなたに感謝する。そんな状況だったらどうですか?

毎日の仕事は楽しくなりますか?
仕事場に行くのがワクワクしますか?
その結果儲かるなら、それは理想的ですか?

・・・そうであるなら、彼らに売ればいいのです。

つまりあなたが、100%満足させられるという確信のある人たちが、あなたのターゲットです。

セールスレターとは、あなたの確信を相手に転送する技術のことだ。と、以前レスポンスコピーのメルマガでも紹介しました。それができるセールスレターは反応が高く、「強い」セールスレターなのです。決して、「驚異の!」「ありえない!」「前代未聞の!」「これは万能薬!」といった、何やら感情を刺激するような形容詞がたくさん入った文章のことを、強いセールスレターだというのではありません。

あなたに確信がなければ、その自信のなさは文章を通して相手に転送されてしまうのです。

PS
売り込まずに売りたいですか?
相手に「売ってください」と言ってもらえれば楽ですか?

その方法はこの本に書いてあります。
http://www.directbook.jp/bos/


Facebookにコメント

  1. 富田 さん: 2010年11月09日 10:58

    私もセールスマンの経験がありますが
    よく言われたのが、商品をうるな
    自分を売れとか言われたんですが
    最初意味がわかりませんでした

    でもよく考えてみると自分が客の立場なったとき
    その人が気に入って買うことがあったなと
    思い返すと人柄がら気入って買っていることに気ついた
    最後は人なのかな

  2. 笠明廣 さん: 2010年11月08日 10:30

    何とか売りたい、お金を稼ぎたい。
    労働力の対価としてお金を受け取るのは、
    当然の考え方です。
    唯、今迄セ-ルスレタ-でお金を稼いだことのない、
    私には「果たして自分の書いたレタ-が売れるのか?」
    最初は自信がなく、心配でたまらない。
    一度少しでも結果が見え始めると、これで良いのか?
    内容を手直ししながら前進できる。

  3. 私の場合、お金を稼ぐことに対する罪悪感というのはあまりに自然に刷り込まれていたので、指摘されるまでほとんど自覚しませんでした。ちなみに、周りの家族や友人も同じような感じです。

    この考え方を変える一番手っ取り早い方法は「売ることはいいこと」というマインドセットを持って稼いでいる人たちとできるだけ接することだと思います。大きな価値を与えないでお金をもらうのは犯罪的。でも、大きな価値を与えながらお金をもらわないのも同じくらい犯罪的な行為である。

    ジェームス・スキナーが「本当の成功者は価値を作りださないでもらえるお金を受け取らない」という意味の言葉を言っていたのを思い出しました。

  4. 茂田 道輝 さん: 2010年11月08日 07:31

    寺本さん

    まさにそのとおり!

    たぶん、どんなことでも同じだと思うけど、、、

    同じ情報を見ても人によって結果が変わっ
    てくるのはそういうことなのね!

    例えば、僕はシステムエンジニアとして長く
    業界にいましたが、「早く帰りたい」と言いながら
    いつも残業している人がいました。

    同じ仕事をしていて、実際、早めに帰宅しており、
    時間管理のことをたくさん学んでいた僕が
    どんなにアドバイスしてもです・・・。

    今、思えば彼は口では「早く帰りたい」と言いながら、
    本心では「帰宅したくない」と考えていたのでしょう・・・。

    口では「売りたい」と言いながら、
    本当は「売りたくない」、、、

    まさにそのとおりだと思います。

    また、ひとつ、私の中での

    >>世界八番目の不思議<<

    が、解消されました。すっきりしました。

    追伸>
    でも、セールス(コピーライティング)を題材に
    しているメルマガなのに、、、

    「学ぶのを止める」

    を推奨するとは思い切ったことを言いましたねぇ、、、

    かっこ良い!

    寺本さん、好き!

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