今の仕事でコピーを生かせない?

FROM:寺本隆裕

今回の大地震の直後、ツタヤの店員が
「TVは地震ばっかりでつまらない?だったらツタヤでビデオを借りよう」
というメッセージをtwitterに流して、大ひんしゅくを買いました。

特にインターネットの普及に伴って、
個人個人がメッセージ(=コピー)を発信する事が簡単になり、
そして、影響力を持つようになってきています。

今まで以上に「コピー」の重要性、必要性が増しています。
にもかかわらず、コピーの書き方を身につけている人が不足しています。

つまり、コピーを学ぶ事には、
大きな大きな可能性があるのですが、、、

先日、こんな質問をもらいました。

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スパイ・ダンケネディ・コピーに参加させて頂き、大変勉強になります。

ただ、一つ気がかりなことがあります。

この大変有望なスキルを習得して、生かす仕事を日本で見つけるには
それに関わる現職(広告関係業界やそれに関わる仕事)ではないと
未経験者では生かせないと思いますが?

どのようにして繋げれば良いのでしょうか?

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Mさん、ありがとうございます!
僕はこの質問をもらったとき、Mさんの職業に注目しました。

Mさんの職業は、メーカーの営業。

さて、あなたはどう思いますか?

実際、Mさんの会社がどんな会社なのかはわからないし、
Mさん自体がどんな役職でどんな仕事をしているのかもわかりません。
扱っている商品やお客さんの事もわかりません。

が、、、
僕は「メーカーの営業」というキーワードに、色んな可能性を見つけました。

■ダイレクトマーケティング

ダイレクトマーケティングは、
元々、メーカーがエンドユーザに直接販売する手法のこと。

もしMさんの会社が、どこかの販売店経由で商品を流通させているのだとすると、
ダイレクトマーケティングでビジネスを伸ばすチャンスがあります。

そしてダイレクトマーケティングの中心となるのが「コピー」。
広告とダイレクトメールなどのコピーです。

Mさんの会社でダイレクトマーケティングをすることが許されるようなものなのか、
そうじゃないのかはわかりませんが、ここには大きなチャンスがあります。

■クライアントの獲得

もしMさんが営業マンとして、
自社商品を売ってくれる販路を開拓しているのだとすると、
ここでコピーを使う事ができます。

つまり、コピーを使って営業効率を高めるのです。

コピーは、「セールスマンシップ イン プリント」=「印刷された営業マン」
と言われるとおり、優れたコピーは優れた営業マンと同じ働きをします。

例えば、、、

見込み客(=新しい販売店候補)を獲得するための広告を出す。
広告に反応してきた人にダイレクトメールを送る。
ダイレクトメール内でクロージングする。
もしくは、クロージングの手続きにだけ、営業マンの足を使う。

こういう風にすることにより、営業効率はかなり上がります。
上記の広告とダイレクトメールは、まさにコピーライティングです。

ダン・ケネディの本「不況に強いセールス戦略」の後半部分にも
詳しく書かれてあります。

■クライアントとの関係構築

既存のクライアント(=販売店)に対するニュースレターを発行し、
関係構築をするためにもコピーは使えます。

自社商品の販売のコツなどの役立つコンテンツを定期的に送る事により、
自社商品の売上増につなげることができます。

また、販売店が販売しやすいような販促ツール(チラシなど)を
提供する事もできます。

新商品を作ったら、それをまた売ってもらうための、
ダイレクトメールだって作る事ができます。

つまり、、、

・人に「行動してほしい」場面で。
・人との「関係を構築したい」場面で。
・何かを「売る」場面で。

コピーは威力を発揮するのです。

そう考えると、優れたコピーはあらゆる場面で必要なはず。

でも実際は、ほとんどのビジネスにおいて
「必要だ」とは気づかれていないのです。

そこが逆に、、、
コピーライターのビジネスチャンス!!とは思いませんか?

「あらゆるビジネス上の問題の解決策は、、、
優れたセールスレターだ。」

by 自称世界一のコピーライター ゲイリー・ハルバート

PS
コピーのスキルは、このメンバーシップで身につける事ができます。
http://www.theresponse.jp/dankennedy/spycopy/

毎月のウェブセミナーは、

前半:ニュースレターの解説
後半:ボーナスコンテンツ

という構成になっているので、手元に過去のニュースレターがない方も
後半のボーナスコンテンツをぜひ見てみてください。

ウェブセミナーを収録したビデオは、
メンバーサイトから見る事ができます。

http://www.theresponse.jp/dankennedy/spycopy/

PPS
コピーライターの花形、通販ビジネスに興味のある人へのお願いです。。。

http://www.theresponse.jp/ikemoto/net/


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  1. ブラック★サワ さん: 2011年05月14日 13:02

    例えば本を書く。本を出版する。
    それが小説であれ、エッセイであれ、ビジネス書であれ、ダンケネディのような超一流のマーケティングを少しでも学んだ人なら、書き方が違うと思います。

    おそらくブログでもメルマガでも、どこか違うと思います。
    スピーチやプレゼンテーションでも同じ。読み手、聞き手を本気で意識した言葉を語ろうと思うはずです。

    あらゆるビジネス。あらゆる生活の場面に活かせるのがマーケティングの技術だと思っています。

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