コピー=ウソ?

コピーライター:山田光彦

From:山田光彦

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読者はコピーにある種の
許容範囲があることを知っている。

だから、誇張表現を多用すると
警戒されてしまう。

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これはマーケティング・コンサルタント
ジェイ・エイブラハムの言葉。

あなたもジェイ・エイブラハムのことは
よく知っていると思いますが、

クライアントに約70億ドル(約7000億円)
の売上向上をもたらした、とか

IBMやシティバンク、マイクロソフトなどの
大企業もクライアントになっている
とても実績のあるマーケティング・コンサルタントですよね。

そのジェイ・エイブラハムは
「誇張表現は警戒される」と言っています。

おそらく、僕もあなたも、
とっても詳しいネットビジネスの
ノウハウを販売しているコピーで言えば、、、

「すぐ儲かる」「主婦でもできる」「片手間で…」
といったコピーがこれにあたるでしょう。

この手のコピーにウンザリしていて、
もう信じられなくなっているのは、
僕だけではないはずです。

 

それに、ネットビジネスのノウハウを
販売しているコピーでなくても、

コピーを読む立場になってみると
コピーを全面的に信じることは
ほとんどないですよね。

 

「ちょっとぐらい大げさな表現を
広告やコピーでは使うものだよな」

という印象をコピーや広告には、
もっているのが普通ですよね。

 

では、そんな風に思っている
読み手にコピー信じてもらうには
どうすればいいのでしょうか?

 

いろいろな方法はあるのですが、
ジェイ・エイブラハムは
このことについて、
こんな風にも言っています。

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具体的なこと書けば、
本当のことを言っているか
ウソをどちらかです。

そして、読者は
広告が嘘をつくとは思っていない

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具体的で明らかな嘘を広告に書いてしまうと
訴えられてしまったり、
あとあと問題になってしまいますよね?

読み手もそれを知っているということです。

つまり、
信じてもらう1つの方法として、具体的に書く。

「数字」や「事実」などを
具体的に書くというのが効果的です。

たとえば…
・LED電球は蛍光灯より、断然長持ちで省エネです!

ではなく、

・LED電球は蛍光灯より、3.25倍寿命が長く、
消費電力を65%削減できます

と言ったほうが(内容は適当ですが…)
本当のことを言っていると
思ってもらいやすいですよね。

抽象的な言葉ではなく、
できるだけ具体的な数字や事実を書く。

読み手に信じてもらいやすい
コピーを書くために、ぜひ、使ってみてください。

 

ー山田光彦