変化に乗る?

From:小川忠洋
大阪のスタバより、、、

 今日はちょっと気づいた事をシェアしようと思う。これはきっと、コピーを学んでいるあなたにとっては、とってもいいニュースになるはず。そして、より一層、学ぶモチベーションがあがるはずだ。

 この週末、僕は沖縄に行っていた。大阪は若干、涼しくなりつつあるが、沖縄はまだまだ暑い。そんな中、久しぶりの沖縄で、本でもゆっくり読もうと思った。

 「コピーライター専業だったら、沖縄みたいなリゾート地に住んで、くるみ(愛娘)とラン(鬼嫁)とゆっくり暮らしながら、コピーの仕事で人の何倍も稼ぐ・・・なんて事も全然、現実的に可能だな」と思ったりもした。あなたがコピーの専業になるならこういった生活も現実的に可能だ。[[ランへ、鬼嫁は冗談だよ]]

 僕がそれをしないのは、会社があるから。コピーライターの前に、一企業の社長であるから、それができないだけ。それに、僕はビジネスを立ち上げて、新しい価値をもたらす事がとても快感なので止められない。このレスポンス・コピーでもコピーライターを十分に育てなければいけない。すべての事業がそれなりになって、社長を辞めたらそうするかもしれないが、今のところ、その予定はない。が、そういった生活が選択肢の中に加わっているだけでも、心にとっても余裕が出る。それが不可能なのではなく、可能だけど、選択しないだけ・・・

■8つの鍵の発見、、、


 ちょっと話がそれたな。元に戻そう。沖縄で何の本を読んでいたか?というと、ロイスクルーガー(世界的な研修会社フランクリンコヴィーの創業者)の「8つの鍵」を読み返していた。この本は以前にも読んだ事があるが、とても学びが深いものなので、もう一度、読み返していた。そして、自分がそれができているかどうか?どうすればもっとうまくできるか?などの答えを求めていた。

 8つの鍵の中で、「コミュニケーション」という項目がある。チームメンバーとのコミュニケーション。顧客とのコミュニケーション。いろいろあるわけだが、その中で、Eメールでのコミュニケーションをどうすれば、効果的にできるか?という話があった。

■ハッとした・・・

 デールカーネギーの時代から、コミュニケーションは人の最大の関心事である。しかし、デールカーネギーは話し方は教えてくれたが、「メールの書き方」なんて事は教えてくれていない・・・

 つまり、ここ数十年で、コミュニケーションに大きな変化が起きているのだ。その大きな変化とは何だろうか?答えはとてもハッとするものだった。それは、文章でのコミュニケーションである。

 というのも、今まで言葉だけでコミュニケーションするのがほとんどだった。文章でコミュニケーションするのは、一部の作家や手紙などだけで、主流ではなかった。しかし、現代は、パソコンのEメール、ケータイのメール、などの文字情報でコミュニケーションする機会がとても増えている。ブログなどで、不特定多数の人とコミュニケーションする事もある。

 あなたは、電話などの会話でコミュニケーションするのとメールなど文字でコミュニケーションするのどちらが多いだろうか?そして、その割合は10年前と比べてどうなっているだろうか?

 おそらく、文字でのコミュニケーションが、ここ10年で急激に増えてきてるんじゃないだろうか?それだけ、文字でのコミュニケーションが、会話と同様、とても重要な地位になってきているという事だ。
 

■営業も変化する

 セールスコピーライターとして、我々にとっては当然の事だけど、WEB上での営業活動はほとんどが文字でするものだ。楽天のサイトに行ってみればわかる。楽天に出店しているネットショップは、すべて文字で営業をしている。そして、この文字での営業活動というのは、毎年、毎年、増えていっている。

 僕が今度、コンサルに入る会社も、営業マンをたくさん抱えているが、WEBでの営業はほとんどしていない。WEBでの営業をするためには、対面での営業でなく、文字での営業を新しいスキルとして覚えなければいけない。

コピーライターの時代

 これはつまり、我々のようなセールスコピーライターが最も必要とされる時代になりつつあるという意味であり、、、最も報酬の高い職業になっていくという意味である。

 僕が思うに、この潮流はこれからずっと続くだろう・・・大衆のコミュニケーション法は気づかぬうちに、劇的に変化していっている。そして、我々はその新しいトレンドに乗っている。

 今後、セールスコピーライターの数はどんどん増えていくだろう。あなたも今は自分のためにやっているかもしれないが、何年か後には、新人に教えなければいけない状況が来るだろう。

 その時、第一線で活躍して高い報酬を得るためにも精進を続けよう

ー小川忠洋


Facebookにコメント

  1. 天羽 さん: 2010年09月27日 08:54

    書きことばの世界ですね。今は…
    ツイッター始めました。あの決められた文字数の中で
    どれだけのことを伝えられるか…難しいです。

    考えてみれば、ツイッターでコピーライトの勉強が
    出来るかもしれません。

    こんな文章に誰が反応するか、しないか?
    テストしながら、コピーの技を磨いてゆく…。
    そして、ノウハウ集を作る…。
    無料レポートを書いて集客する。

    小川さん
    そんなことは出来ないもんでしょうか?

  2. 安藤友二 さん: 2010年09月25日 17:17

    コミュニケーションが言葉だけから文書が重みを増した世の中への変化!

    御意!

  3. 高坂 広貴 さん: 2010年09月25日 12:20

    まさにそうですね。僕も同じようにハッとさせられました。
    いかにメールでのやり取りが多い時代になったか。
    気になった女の子に送るメールを友達と添削し合ったことを思い出しましたw

    と同時に、コピーライターの勉強してる身としては
    これほどモチベーションがあがる現実はありませんね。
    ありがとうございます。

  4. カンターノ さん: 2010年09月25日 03:00

    「メールでのコミュニケーション」
    今の中学生、高校生の間では確かにかなりのウェートになっていて、
    今後、文章力はどんどん必要になるかもしれません。

    以前、『からくりTV』でお父さんのメール講座みたいなコーナーが
    あり、女子大生達?がお父さんに文章の指導をするのですが、いつも
    感心してみてました。

    添削前のメールでは、娘さんとかに真意が伝わらず怒らせてしまったり、
    するのですが女の子たちにみてもらうと、しっかりと暖かい返事が返っ
    てきてました。

    ちょっとした伝え方の工夫で、こんなにも違うのかと驚かされました
    ことを思い出しました。

  5. 笠明廣 さん: 2010年09月24日 11:42

    今までは口頭でのコミニケーションが多数を占めていた。
    文書はこれをフォローする意味で補足していた。
    今日の勉強でいかに文章でコミニケーションをとる事の重要性を教わった。これには文書構成、表現力を必要とするので、我々もなお一層の勉強が必要であると感じた。

  6. 富田 さん: 2010年09月24日 11:38

    そうだと思います
    私の携帯もほとんどがメールでのやりとりがほとんど
    プライベートでも
    ただいいと思うのは保存しておいて
    言った言わないなどの誤解なくなったこと
    メールで文字を打つのがめんどうだと思うときは
    電話することにしている
    メールは短いメッセージのときのみ
    短いメッセージ 割りと頭使う

  7. 斉藤貴之 さん: 2010年09月24日 11:23

    メールでの追客や営業のフォローをさせると、
    実はベテラン社員よりキャリアの浅い社員の方が
    上手くこなします。

    言葉遣いなどは、修正の余地が多々ありますが、
    メールでのやり取りに慣れている分抵抗感が無いの
    でしょうね。

    また、文字だけでは、微妙なニュアンスなどが伝わりにくく、
    かつ言いたいことだけを書くと売込み色が強くなります。

    なので、知識が豊富なベテラン社員ほどガツガツ
    した感じになってしまいます。

    ですから、知識を最大限に生かすためには、
    コピーライターとしてのテクニックがなければ
    今後は厳しいと思います。

    そういう意味では、私も小川さんから勉強させて
    いただき、日々精進が必要ですね・・・。

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