アナと雪の女王(大嫌い!)

コピーライター:寺本隆裕

From:寺本隆裕

大阪の自宅近くの仕事部屋より、、、

 
僕はよく知らないのですが、、、

特に、女の子がいる家庭で、
アナと雪の女王という映画が
流行ってるんですか?

 
ウチは子供が2人いて、

上はりゅうせい(7歳 小1)
下はいっせい(3歳 幼稚園)

で、両方男なので、
この映画のことはほとんど知りません。

 
かろうじて、

「ありの~ままの~♪」

という歌のその部分だけ
知ってるくらいです。

 
なんですが、これ、
今めっちゃ流行ってるみたいですね。

 
ウィキペディアによると、

「日本での興行収入は、
2014年6月2日時点で
既に212億円を突破した。

また、累計の観客動員数は
すでに1601万人を超え、
『ハリー・ポッターと賢者の石』を
上回り日本歴代3位、世界歴代5位
となり記録的な大ヒットとなっている」

とあります。

 
ウチの姪っ子もこの間実家で会った時、
「ありの~」の歌を歌っていました。

 
が、息子のりゅうせいが
この映画。歌。大っ嫌い(笑)

誰かが「ありの~」と口ずさんだ瞬間、
両手で両耳をおさえて
「やめて!それ嫌い!」と言うのです。

 
僕自身は最初
なんとも思ってなかったのですが、
りゅうせいがすごく嫌がるので、
だんだん僕も嫌いになってきました。

TVでその歌が流れようものなら、
急いでチャンネルを変えるか
電源を切ります。

もちろん、映画そのものも
全く見たいと思いません。

 
こないだ石垣島で、
マスターマインドメンバーの藤さんと
小川さんの2人から「見た方がいい」
と勧められたのですが、
(2人は娘がいるから
 プッシュするんでしょうが)
へーそうなんですか~と、
適当にごまかしました。

 
ただ実際ネットで調べてみると、
僕のような「アンチ」は
結構いるようでしたww

 
で、このアンチ。

大ヒット映画には、
熱狂的なファンがいる一方で
熱狂的なアンチがいるというのは、
まぁ当たり前かな、
と思うかもしれませんが、

こと自分のマーケティングで
考えてみると、
自分のアンチが生まれてしまうことを、
ちょっとした恐怖のように感じてしまう
という人がよくいます。

 
つまり、
自分のことを批判したり、
嫌ったりする人を、
必要以上に怖がってしまうのです。。。

 
たとえば、
本当は商品の価値をわかってくれる
お客さんに来て欲しいのに、
値段だけで選ぼうとするお客さんも
取り込もうとしてしまったり、、、

誰も傷つけないように、
当り障りのないメッセージを
発信してしまったり、、、

同業者からの目が怖くて、
目立たないように、
「みんなと同じこと」をしようとしたり、
前例を探したり、、、

 
でも、誰かに本当に支持されたい
と思うのであれば、、、
自分の価値観を大事にしたい
と思うのであれば、、、

マーケティングで、
自分自身の立場を明確に
打ち出さなければいけません。

 
マツコ・デラックスを
熱狂的に支持する人がいれば、
また熱狂的に批判する人もいるように、

強くて力のあるメッセージを
発信しなければいけません。

 
「文章を書くということは、
自分自身の特定の立場を
明らかにすることだ」

と言った人がいますが、
まさにこれは真実を表している
と思います。

 
自分は誰で何者で、
誰の味方で誰の敵なのか。

こんな人には支持されたいけど、
こんな奴は寄って来てほしくない。

そのコントラストが強ければ強いほど、
メッセージのパワーは強くなります。

 
「ありのままのあなたでいい」
というメッセージに共感する人もいれば

いやいや、甘いっしょ。
そんなことばっか言ってるから
成長せーへんねんで。
そんな甘やかす奴がおるから
みんなしてあかんくなんねん。
という僕みたいな人もいるわけです。

(映画見てないので、
映画の伝えたいメッセージとは
違うんでしょうが)

 
いくらマーケティングを学んでも、
コピーのテクニックを学んでも、

自分の立場を明確にし、
それ以外を排除する気持ちがなければ、
それらは全く役に立ちません。

 
自分の意見を発信することこそが、
マーケティングのキモになります。

周りが何を言おうとどうなろうと
揺るがないあなたに、
人は、お客さんは、
引き寄せられるのです。

そしてそれこそが、
あなた自身のブランド力を高めるのです。

 
コピーライター:寺本隆裕

 
PS
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Facebookにコメント

  1. そんな寺本が大っ嫌い!

    もし、そういわれてもあなたはどう思うかわかりません。でも、僕はその映画で、離れていた、とある姉妹の気持ちを一つにすることができました。自分は“スベン“だと思っています。僕は小川さんと同じく、無理やりディズニーに連れていかれていることが多かったのですが、ディズニーの真実を知るたびに、そのパワーの凄まじさを感じています。

    小川さんが「シェフミッキーに行った」といえば、僕も行き、ダンケネディーが、「起業家ならディズニーに月2回は行け!」と言えば、そうしてきました。ディズニーの事業の運営の話はどうあれ、やっぱり“ストーリーの大切さを“を感じるなら、売れているストーリーを研究するべき。

    どうして、あれだけの人気になったのか?あの映画は子供向け?疑問です。
    ちゃんと元ネタがあるし、売れる要素はビンビン伝わります。

    みるなら、英語版をお勧めします。

  2. 向井直輝 さん: 2014年06月27日 09:12

    タイトルが秀逸です!

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