コピーには才能が必要なのか?

「コピーには才能が必要なのか?」
今日は、少し前にメンバーの町田さんから頂いた、この質問にお答えしたいと思います。

From:寺本隆裕

コピーライターになる為、才能はいらないと断言されていますがホントなんですか??どうも信じられません。私が思うに読者へ読ませる文章を書くにはやはり、その人固有の文章を書く才能が必要だと感じますが、学習すれば身に付くものなんでしょうか?

書くのが苦手な自分には、身も知らない他人に商材を紹介し販売する文章のテクニックは凄く難しく感じます。コピーライティングを学べば学ぶほどそう感じます

コメント、ありがとうございます!
(そして、返事が遅くなってスミマセン・・・)

文章の苦手な人、中々うまくいかない人にとって、このような疑問がわくのも当然です。例えば報告書とか企画書、エンジニアでも仕様書や提案書など、文章を書くという仕事は色々ありますが、多くの人がこのような「書く」という仕事を、苦手としています。

そういうイメージがあるので、自分の書いた文章で、人がお金を払ってくれるなんて信じられない・・・と。。

「コピーには才能が必要なのか?」

これについて疑問なら、少し、今あなたが読んでいるこの記事を眺めてみてください。

この記事。
何か文学的に優れているでしょうか?東野圭吾のような、才能あふれる文章に見えますか?文法も多分おかしいし、口語が混じっているし、気のきいた言い回しもありません。

でも、なぜあなたは今、この文章を読んでいるのか?
なぜ、続きが気になるのか?

それは、、、

「コピーには才能が必要なのか?」という、あなたの興味のあることについて書かれているからです。あなたに関係のあることについて書かれているからです。(ですよね?)あなたがこの文章を読んでいるのは、僕の天才的な文学的才能に引き込まれているからではないはずです^^

言葉の言い回しではなく、「何が書いてあるのか」、「書いてある内容」に興味があるからです。

逆に言えば、「コピーには才能が必要なのか?」ということに興味のない人には読まれることはありませんが、それでOKなんです。

コピーライティングのポイントは、コピーを見た人全員にじっくり読ませる必要はないということ。100人に送って100人からレスポンスをもらうことを狙うようなものではありません。状況によって割合は違うものの、多くの場合全体の数%が反応してくれれば大成功です。

文学小説のように、何万人の人に感動を与えるために書くものではないのです。

よく、「ライフルで撃ち落とす」という表現をしますが、ダイレクトレスポンスのコピーは、獲物を1匹ずつ確実にしとめるのとよく似ています。だからターゲットとする人を明確にすればするほど、彼らの興味をずっとキープできるので、コピーの反応は上がっていくのです。

つまり、効果的なコピーを書くには、「書く」よりも以下のことが重要なのです。

1.読み手(見込み客)のことを知る

できるだけ見込み客を明確にし、彼らが何を考えて、何に興味があって、どんな悩みを持っていて、
どんな欲求を持っていて、、、というのを、調べる

2.商品のことを知る

商品の特徴や、それがお客さんにとってどんなプラスがあるのか?ということを調べる

3.いいコピーのサンプルをマネする

うまくいった実績のあるコピーのサンプル(スワイプファイル)を手に入れて、それをマネする。自分でゼロから発明しようとしない

これがポイント。

コピー=「美しい文章を書く」ではなく、
コピー=「調べる」+「マネして書く」

これが、コピーを習得するのに才能が必要ないと言われる理由です。

ただ、間違えないでください。
才能は必要ありませんが、努力は必要です。(だから、価値が高いのです。)

これで、頂いた質問への回答になっているでしょうか・・・

寺本隆裕

PS
うまくいった実績のあるコピーは、次もうまくいく可能性が高い。こういう、マネする価値のある優れたコピーを、スワイプファイル(借用ファイル)と言います。

今日の記事を読んでもらえばわかるとおり、スワイプファイルはコピーライターが絶対に持っておかなければならない重要な仕事道具なのです。毎月優れたスワイプファイルが、しかもダン・ケネディの解説付きで読めるこのメンバーシップの費用対効果が高い理由は、ここにあるのです・・・

http://www.theresponse.jp/dankennedy/spycopy/

PPS
一気にたくさんのスワイプファイルをゲットしたいなら、この新商品を絶対に持っておきましょう。半額で買えるのは今回の先行販売だけだし、今ならまだ少しだけ、先着ボーナスも残っていますよ。

http://www.theresponse.jp/copywriting/

33のトレーニングのうちの最初のトレーニングでは、見込み客や商品のことを知るためのリサーチ法が学べます。


Facebookにコメント

  1. わんぱんち さん: 2011年03月01日 16:07

    コピーはセンスではなく、
    努力で磨いていくものなのですね

    きれいなコピーを書こうとするのではなく、
    お客さんが知りたいモノ、コトを
    リサーチしてその事に
    フォーカスして書く

    コピーとは調査と真似
    なのですね

    ありがとうございます

  2. kanouti さん: 2010年03月19日 21:01

    今、自分には悩みがあります…
    それは、大学生なのですがどうしても起業したいと悩んでいます。
    しかし、まだまだ経験も人脈も足りません。
    やはり、経験を積むために就職するべきでしょうか?
    最近は、就職するのもいいかな?とも考えています。

  3. ながた さん: 2010年03月19日 17:12

    一つの事柄に対して

    売買双方の理解度(必要度)の深さに

    手法が加わる事で新展開につなげれると理解

  4. 大谷 晶志 さん: 2010年03月18日 08:07

    常識程度の礼儀と文章が、書ければ

    たとえ、多少変でも一人の人に

    語りかけるように、熱意をもって書けば

    通じるような気がします。

    もっとコピーの実力を上げるには、

    やっぱり、おっしゃるように

    うまい人の「マネ」が必要だと思います。

    マネができるようになったら、徐々に

    自分の個性を出して行きたいと思います。

    今日も貴重なアドバイスレター!

    ありがとうございました。

  5. Takayuki さん: 2010年03月17日 15:49

    昔勤めていた会社に、僕より明らかに口下手で
    シャイな先輩がいた。

    社員同士で行われるトークのロールプレイングでも、
    いつも上司に注意されていた。

    それに引き換え毎日トークの練習をしていた僕は、
    先輩はおろか上司にさえトークのダメ出しをされた
    ことはなかった。

    にもかかわらず、営業成績はいつもその先輩に勝てなかった。
    初めは偶然かな・・・と思っていたがある時に気づいた・・・

    トークに酔っている僕と違い、その先輩はお客さんが
    知りたいことだけを話していた。

    お客さん目線で・・・

    トークで落としてやろう・・・などと考えている
    当時の青い(笑)僕は、その勝負に勝てるはずがなかった。

    コピーもこれと一緒で、デビッド・オグルビーの言葉を
    借りれば『どう言うかではなく、何を言うか』が重要であり
    テクニックよりお客さんを知ることが一番大切。

    もちろん、知ればベネフィットも提示出来る。

    寺本さんが言うようにお客さんは『書いてある内容』
    にこそ興味があると思う。

  6. 啓太 さん: 2010年03月17日 15:26

    私も自信がもてました。

  7. 小田浩司 さん: 2010年03月17日 12:10

    コピーライティングの本質が、わかりました。
    ありがとうございます。

わんぱんち にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です