愚痴る夢追い人

From:寺本隆裕 ダイレクト出版
大阪のスタバより、、、

こんな悩みを打ち明けられたら、あなたならどう思いますか?

「かれこれ3年ほど、コピーライターになりたい、
という気持ちを持ったままモヤモヤしています。

色んなノウハウを買ったり試したりしてはいますが、
何もしていないという状況が続いています。」

これは実際に、とあるメルマガ読者からもらった相談です。
虎の穴」に関する質問としてもらったのですが、、、

3年間・・・。

義務教育を卒業した人が、大学受験できるくらいスキルアップできる期間。

500万円以上の借金があった、料理店のアルバイトが、
ン億円の会社を経営するようになるまでの期間。(僕の友達の話です)

そんな長い期間ずっとモヤモヤしている、ということなんですが、、、

はっきり言って、

「悩んでる時間が長すぎる!!」

実際、コピーライティングをやりたいと思った3年前にすぐスタートして、
そこから今日までの3年間ちゃんとやっていれば、
今日の時点でそこそこ、というか、かなりのレベルにまで行っていた可能性は高いでしょう。

収入もライフスタイルも、
3年前とは全然違っているかもしれません。

もちろん、一生懸命やって、真剣に頑張ったとしても、
報われるとは限りません。

「自分には向いてない」ということに気づいて、
「諦める」ようなことになるかもしれません。

でも、たとえそうなったとしても、
諦めて「素早く次に行ける」というのは、実はとても素晴らしいことです。

なぜなら、ぶっちゃけて言えば、
コピーライティングの他にも選択肢は無数にあるからです。

例えば、

マネジメントを極めて人を束ねるリーダーになるとか、
スポーツや芸術の分野で頑張るとか、
別の分野の権威になるとか、
投資やトレードを極めるとか、

あるいは今の仕事を人の何倍もの高い基準でやって、
他の人ができないほどの成果を出すとか、、、

(隣の芝が青く見えたり、実はダイヤモンドは足元に埋まっていた、というのはよくある話)

僕はコピーライティングが最高だと思いますが、別の分野の成功者たちは、
それぞれ自分のキャリアのことを「最高だ」とか「天職だ」と言っているわけですから、
もしかするとあなたにとっては、そっちのほうがいいのかもしれません。

つまり、ある選択肢を「諦める」ということは、
一方で「別の選択肢」を選ぶチャンスでもあるわけです。

それに、
一生懸命やってみたんだとしたら、
たとえ諦めることになったとしても、
頑張ったことは決して無駄にはならないでしょう。

直接的にそのスキルが役立つかどうかはわかりませんが、
次、何をやるにしても、必ず役に立つ「人間力」は磨かれていくからです。

例えば1人ビジネス大学の西田さんは、
その1つとして「耐力」を付けることの重要性を教えています。

人に教えてもらうのではなく、自分で考えて、考えて、考えぬく耐力

忙しい毎日の中で、自分の目標に向かって時間をなんとかやりくりし、
それを継続できる耐力

苦しい時、行き詰まった時、もうやめたい、と思った時、
それでもあとひと頑張りができる耐力

一生懸命やれば、そういった人間力が磨かれていくのです。

それは一生ものの財産になるでしょうし、
素早く諦めて次に行けるんですから、
結果的には時間の節約にもなるでしょう。

(そしてその時には、人間力も上がっているわけですから、
「次」の成功確率も高くなっているでしょう)

3年もあれば、失敗と勉強を繰り返す間に、
自分の才能とピッタリ合うキャリアに出会っていたかもしれません。

一番良くないのは、ウダウダ悩んで、
何にも身が入らず中途半端になること。

今の仕事にも、
新しいキャリアにも、

どっちつかず、になってしまうということです。

「愚痴る夢追い人」

の状態を続けることは、最悪の時間の無駄遣いです。

タイム イズ マネー = 時は金なり

という言葉がありますが、これは正確ではありません

正確には、

『タイム イズ ライフ = 時は命なり』

時間はお金なんかよりもずっと大事なもの。

命は時間でできています。
つまり、時間は人生そのもの、なのです。

あなたはどんな人生を送りたいのでしょう?
死ぬときに振り返ってみて、どんな人生なら悔いがないのでしょう?
そのために、今日出来ることはなんでしょう?

タイム イズ ライフ。

そして、、、

ライフ イズ ショート。
(人生は、短い。)

やりたいことがあるなら、やってみたら?

昨日までにやってきたことの積み重ねで「今日」はできています。
それと同じように、「将来」は「今日」やることによってできるのです。

「現状維持」を続けるのか?
それとも、別のシナリオを進むのか?

全てはあなたの選択次第。


ダイレクト出版


Facebookにコメント

  1. 坂井 真 さん: 2012年06月30日 11:53

    寺本 隆裕 さま

    こんにちは。
    お世話になっています、坂井と申します。

    「愚痴る夢追い人」について、
    以下に、コメントさせていただきました。

    この文面で、寺本さんが伝えたい事は
    理解しているつもりですし、
    私の考えと大きく離れる部分はありません。

    ただ、1点、文中「諦める」という表現
    が気になります。

      あきら・める 【諦める】
       もう希望や見込みがないと思ってやめる。断念する。
       http://kotobank.jp/word/%E8%AB%A6%E3%82%81%E3%82%8B(コトバンク)

    私なら、例えば「見切る」という表現を使います。
    (下記の、4の意味合いで。)
      み‐き・る 【見切る】
       1 ものをすっかり見てしまう。見終わる。
       2 見捨てる。見限る。見切りをつける。
       3 売れそうもない商品を非常に安い値段で売る。投げ売りをする。
       4 よく見て判断する。状態を見きわめる。
       http://kotobank.jp/word/%E8%A6%8B%E5%88%87%E3%82%8B(コトバンク)

    微妙なニュアンスの違いかもしれませんが。

    「ここまでは」という線までは、続けた上で、
    けじめを持って(逃げるのでは無く)前向きな姿勢で、
    自ら辞め、次に移行する。

    以前、小川忠洋さんが、どなたかとの対談のビデオの中で、
    「事業の撤退は、血流を違うところに注ぐ事」旨の事を
    言われており、そういう感じかと思います。

    寺本さんの使用している「諦める」が間違いであるとか、
    非難している訳ではありません。念の為。

    私の考えも理解していただけると嬉しく思います。

       平成24年 6月30日(土)
          坂井 真

  2. 大野 さん: 2012年06月29日 09:42

    Time is life

    その通り!

    そして人生は短い。
    人生は毎日選択の繰り返しですね。

    よし!じゃあ虎の穴に行っちゃうぞ!
    とはならなくてごめんなさい。

坂井 真 にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です