A v.s.B

From:小川忠洋
大阪のスタバより、、、

最初の部分の書き出しは、最も難しい・・・

セールスレターでもメルマガでも、ブログでも最初のオープニングは、最も気を使う所だし、最も考える所でもある。読者は今、一体どんな状態なのか?最近なにかニュースになっている事はないか?何かいいオープニングの型はないか・・・などなど。

これは、ほぼ全てのコピーライターが最も苦労している部分だと思う。(他にはヘッドラインかな・・・)あまりにも難しいので、結局、何も書き出さずに終わってしまう事だってある。もし、オープニングを難なく簡単に書いている人がいたら、、、それは単に、仕事を怠けているだけにすぎない。自分が何か、不思議な力をもった天才のように見せかけているにすぎない。世の中にはそうしないと商売が成り立たない人もたくさんいる・・・

僕はできるだけ、正直に、フランクにこのブログやニュースレターを書いて行きたい。何故なら、そのほうが長続きするし、、、自分にとっても楽だからね。そして、読み手もその方が信頼してくれるもの・・・

さあ、前置きはこの辺にして、本題に入ろう。

今日も、あなたにどんな事を知ってもらえば、いいコピーが書けるようになるだろうか?と考えていた。そして、ダイレクトレスポンスでとても重要な話があるので、それを紹介しようと思った。

その話はとっても基本的な話なんだけど、一度聞いたら忘れる事はできない。そして、あなたが広告を書く時、セールスレターを書く時、ダイレクトメールを作る時、ウェブサイトを作る時、、、それを思い出して役立てる事ができるだろう。それは、、

AパイルとBパイル

昔ゲーリーハルバートと言う天才的なコピーライターがいたんだけど、彼がセミナーで良く話していたストーリーがある。それがこの「AパイルとBパイル」と言う話だ。

どう言う話かと言うと、人は家に帰って、郵便受けを開けて、郵便物を受け取る時、(※ゲーリーの時代はダイレクトメールが主流の時代。今のネット社会とは違う)それを、2つに分けると言う。

1つはAパイル

Aパイルには、友達からの手紙とか、NTTからの請求書、など、自分に来た個人的な郵便物。そういったものを一まとめにする。

もう一つはBパイル

Bパイルには、明らかに広告だと思われる、チラシ、DM、よくあるデリヘルのチラシとか、近所の飲食店やらマッサージ店のチラシ、などなど色々ある。とにかく明らかに広告だろうな、と思えるようなものをBパイルとしてひとまとめにする。そして、次に何がおこるか、説明するまでもないよね・・・

Bパイルを捨てる。

つまり、あなたが送るダイレクトメールは、このAパイルに入らなければいけない。と言うこと。明らかに広告、明らかに売り込みと分かるようなものは、Bパイルとして捨てられてしまう。

なのでAパイルに入るためには、いかに広告色を消すか?と言うことがとても重要になって来る。

もちろん、これは、ダイレクトメールやチラシだけではない。家にある郵便受けは、現代のネット社会では、個人のメールボックスと同じだ。Eメールでもあなたも同じ事をしてるんだじゃないだろうか?

明らかに広告、売り込みだと思えるようなメールを排除して、個人から来ているメールを探して、開封してるでしょ?スパムメールなんかはBパイルの極みと言える。つまり、あなたのメールはAパイルに入らなければならない。あなたの広告、ウェブサイト、セールスレター、これらすべては、Aパイルに入って、見込み客に読んでもらわなければならない。

なので、次にあなたが、コピーを書く時は、常に「これはAパイルに入るか?」と言う事を自問しなければいけない。

それでは、最後に質問。

あなたの送っているメッセージはAパイルに入っているだろうか?それともBパイル?もし、Bパイルなら、どうすればAパイルに入れることができる?

-小川忠洋


Facebookにコメント

  1. It’s a real plsearue to find someone who can think like that

  2. Noklunga さん: 2012年03月14日 04:16

    The abiilty to think like that is always a joy to behold

  3. 天羽 さん: 2010年05月15日 11:12

    電話もそうですね。売込みTELが多い時代。
    ダン・ケネディさんも書いてたけど時間がとられる。

    気が付いて見れば、最近呼び出し音が鳴っても
    出でない。

    やはり、留守電が便利。
    後でAとBに分けられるから。というより
    ほとんど留守電へのメッセージが無い。

    そこで?
    何のためにTELしてる?

    本当にセールスしたいなら要件を留守電に入れとくべし
    そうするなら一度は聞くから
    万が一でも、Aに振り分けるかも知れない…

    留守電にメッセージを入れない
    TELのセールスマンはAとBの振り分けという
    概念は無いんでしょうなア

  4. sisama さん: 2010年05月14日 22:11

    どうすればAパイルに入れることができるのか??
    うん・・・・・それは 友達になることかな!!!
    友達になるには時間はかかるかもしれませんが 信頼されれば長く付き合うことができるのではと 思いますが 自分も営業をしているのですがやっぱり信頼されないと次に進むことがむずかしくて お客さんのところに何度か顔をだして お客さんとコミュニケーションを取りながら世間話から悩みも聞いてあげたり まあ 仕事と関係の無い話だけども これも また 重要ではないかと思っています。そうすることで お客さんは関係の無いことだとしても人を紹介してぐれたりもしますので 直ぐ成果は出ないかもしれませんが積み重ねで大きい成果を生み出すのではと 思っています。でも 知りたいですね。どうすれば Aパイルに 入れますか?? 教えてください。

  5. こいじろう さん: 2010年05月14日 11:17

    == 120分、高速コピーライティングはここをクリック ==
    をクリックしましたが、販売が終了しているようです。
    再開はありますか?

  6. kanouti さん: 2010年05月14日 10:06

    Aバイルに入るには、小川さんの著書「インターネットマーケティング最強の戦略」に書いてあった「返報性の原理」が最も重要だと思います。
    考えてみれば、自分がレスポンスを見る理由も自分にとって有益な情報を得るためプラスレスポンスの方たちの日常の出来事が知りたいから読むわけですもんね!!

    後は、オープニングで「気になる」見出しだったらみますね!!

  7. kzsuzu さん: 2010年05月14日 09:56

    レターを書くとき、ヘッドライン、オープニングと読み手を引き込むようにしようと必死で考える。そして何十個とひねり出したヘッドラインから一番と思えるモノを選ぶ。
    そして、レターが出来て「やったー!」と思ってこれは良い反応があるかなー?
    なんて思っている。
    この後に落とし穴が待っていることを知らずに・・・。

    そう、広告は読まれなければ意味がない。
    Aパイルに入らなければならない。
    レターであれば、開封されなければならない。
    貼り出す広告であれば、人に読まれる場所に貼らなければならない。

    ではどうしたらいいか?
    そう、これはコピーのグルである誰もが言っていること。

    それは”テスト”だー!!

  8. TakayukiSaito さん: 2010年05月14日 09:48

    AパイルとBパイル、この発想を持つ
    ことにより想像力が働く。

    広告を配布する時は、ついついコストに
    目が行きがちで封書で1万部よりハガキで
    3万部の方が・・・と考えてしまう。

    ただ、読まれなければそれこそ無駄である。

    Aパイルに入る為には読ませる戦略はもちろん、
    受け取った顧客との関係も重要であり、量より
    質という思考も大切。

    たくさんの部数を送ったのに反応がない
    =市場が悪い!ではなく、読まれていない
    のかもしれない・・・といった視点からも、
    考えることが重要だと改めて思う。

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