安くしないと売れない?

コピーライター:山田光彦

From:山田光彦

安くしないと売れないんですよ」

あるセミナーに行った時、
参加者の方がこんなことを言っていました。

なんでも、この参加者の方が言うには、

「お客さんは商品を買う前に、
 すでに競合がどれぐらいの価格で商品を売っているかを調べている。
 だから、それよりも安い価格にしないと売れないんです」

ということでした。

 

実際、ネット上では価格が
一番安いところを簡単に見つけることができる
「価格.COM」はとても人気ですし、

100円マックや280円の牛丼、
アマゾン、楽天、家電量販店などなど、、、
激しい値下げ競争をしている業界は
たくさんありますよね。

それに毎日のように
新聞に折り込まれているチラシには
「大安売り」「お買い得!」「安さには自信があります」
といった広告・コピーが書かれています。

「閉店売り尽くしセール」
と、ず~っと前から書いてあるのに、
いつまでたっても閉店しないお店もありますよね。
(これはあんまり関係ないですね…)

ですが、、、

 

すべての業界、すべての会社が
こんな価格競争をしているわけではないですよね?

たとえば、スターバックス。
コーヒーを売っている喫茶店という
競合がたくさんいる業界にもかかわらず、
高めの価格でコーヒーを売っています。
そして、とても人気がありますよね。

他にも、高級フルーツを売っている千疋屋や
1人10000円ぐらいかかる高級な飲食店なら
相当たくさんありますよね。

ということは、
高いお金を払って商品を買うお客さんはたくさんいて、
実際に、こういうお店には、
高いお金を払って商品を買っているわけです。

ですが一方で、

「安くしないと売れないんですよ」
と言っている会社もある。

 

これって、不思議だと思いませんか?

 

なぜ、この会社には安くしないと
買ってくれないお客さんばかり集まってきてしまうのか?

その理由はたくさんありますが、
大きな理由のひとつとして、

「自分でそんなお客さんを集めている」
ということがあります。

どういうことかというと、
たとえば、、、

チラシに「大安売り」と書いて、
集客をすれば「大安売り」というコピーに
魅力を感じたお客さんがあなたの会社に集まります。

「大安売り」というコピーに
魅力を感じる人が集まるわけですから、
当然、価格にうるさくて、
安くしないと買ってくれないお客さんが集まってきますよね?
(安いから買いに来た人ですから)

 

「安さが売りです」というメッセージを
お客さんに送れば、、、
安い商品目当ての人がたくさん集まりますし、

「いいものだけど、高いです」というメッセージを
お客さんに送れば、、、
高くても品質のいいものを求めるお客さんがたくさん集まります。

 

あなたの会社には、
どんなお客さんをたくさん集めたいですか?

そして、そのお客さんを集めるために
どんな広告・コピー・メッセージを書きますか?

ー山田光彦

 

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  1. らち開かず さん: 2013年09月28日 00:25

    ときどき粗悪品を高く売っている不届き者がいるので要注意です。
    高いから安心と思っているとえらい目に遭います。

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