孫正義氏の告白:ヤフーは間違っていた?

コピーライター:山田光彦

From:山田光彦

「これまでのヤフーは間違っていた」

ヤフーの会長、孫正義氏が
記者会見で、こう切り出し、

「ヤフー!ショッピング」などの
ネット通販サイトのサービスを
完全に無料にする、
という新しい戦略を発表した。

と、話題になっていますね。

たとえば、
「ヤフー!ショッピング」に
出店するには、これだけの費用が
かかっていたんですが、、、

・初期費用で2万1000円
・月額費用2万5000円
・売上への手数料も1.7%~6.0%

それが全部無料になるとのこと。

これは、利用者にとっては、
とてもありがたいですが、

今まで有料だったものを無料にするわけですから、
ヤフー!の売上・利益は減少することになります。
(数億円の減収になる見込みのようです)

ですが、その結果、、、

今まで、
「ヤフー!ショッピング」の店舗数は
約2万件しかなかったのですが、

2週間で約5万5000件の申込みがあり、
これまで店舗数で一度も抜いたことがなかった
楽天を一気に抜き去ることになりました。
(楽天の店舗数は約4万件)

無料にしたのですから、
「ヤフー!ショッピング」へ
申込みが殺到するのも、
当然と言えば、当然かもしれません。

それに、この戦略は、
孫正義氏が一気に大きなシェアを
獲得したいときによく使う戦略です。

たとえば、、、

10年ほど前に、
インターネットのプロバイダサービス
ヤフーBBを売るときに
町中でモデムを無料で配布して、
一気に利用者を獲得しましたし、

ソフトバンクが
携帯電話事業に乗り出した時も
「通話料無料」と大きく打ち出し、
一気に利用者を獲得しました。

つまり、この方法は
一気にシェアを拡大したい時に使う、
孫会長の得意技、
十八番(オハコ)の戦略なんです。

そして、この戦略を使うことで、
ヤフーやソフトバンクは急成長し、
誰もが知っている一流企業に
成長しました。

この戦略。

簡単に言ってしまうと
競合よりも圧倒的にお得な取引条件、
オファーを提示することで
一気に利用者を獲得するという、
シンプルだけど勇気がいる戦略。

勇気はいりますが、
ヤフーやソフトバンクを見ていると、
オファーを強化する効果は
抜群なのがよくわかりますよね。

オファーの重要性については、
世界最高のコピーライターと言われた
ゲーリー・ハルバートも

「弱いコピーを強いオファーでカバーすることはできるが、
 弱いオファーを強いコピーでカバーすることはできない」

と言っています。

なので、コピーの成約率をあげるために
強いオファーを作るのは、セールスライターの
重要な仕事のひとつなのです。
(もちろん、クライアントと相談しないといけませんが)

オファーを競合と比べて
圧倒的に強くする戦略は、
一気に大量の見込み客リスト、
顧客リストを作りたい時には、
かなり効果的な方法です。

特に見込み客や顧客リストがまだない
起業当初には、この戦略はとても使える
でしょう。

ですが、コピーを学んでいる僕たちは、
ヘッドラインなどのコピー(文字)
にばかり目がいってしまいがち。

ですので、最後に、
オファーの重要性を忘れないために、、
ダン・ケネディからの
少し刺激的な言葉をプレゼントします。

「だから、オファーって言ってんだろ。バカ!」

ー山田光彦

PS
オファーよりもさらに重要なものは
何か知っていますか?

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