不幸の手紙2013

From:寺本隆裕

小学生の頃、
いつも黒っぽい服を着ている女子から手紙をもらった。

どのクラスにも1人はいる、
占とか「コックリさん」とかに、
やたら詳しいちょっと変わった女子だ。

しかし、ラブレターではない。
タイトルにもあるように、不幸の手紙である。

「この手紙の内容を書き写して5人に渡せ。
そうしないとお前は不幸になる。」

小心者の僕はそれに衝撃を受け、
速攻で5枚の便箋に文章を書き写し、
5人の友だちに配った。

結果、
せっかく仲の良かった友だち5人を失った。

不幸の手紙は受け取っただけで不幸になるのだろうか?

・・・

 

それから何年かして、
僕は大学生になった。

ケータイのメールが当たり前になってきたとき、
「不幸のメール」が回ってきた。

「このメールを5人に転送しろ。
そうしないとお前は不幸になる。」

小学生の時の教訓を思い出し、
僕はそれを転送しなかった。

(オレがここでこのメールを止めたら、
無駄に友達をなくす人も減るやろう。)

ちょっとしたヒーロー気分である。

しかしそれから1週間後。

付き合っていた彼女が突然「元サヤ」に戻った。

バラ色の夏休みにワクワクしていた7月。
フラれた。

不幸の手紙は、やっぱり受け取っただけで不幸になるのだろうか?

・・・

 

そして現代。
2013年。

僕のGmailにまた不幸の手紙が届いた。

今回は短い文章ではなく、
長い長い、印刷すると何十ページにもなるような、
不幸の手紙である。

表現もおどろおどろしく、

「お前の人生はこのままだと終わる」
「これを今やらないと大変なことになる」
「これが唯一お前が助かる道だ」

僕がこれまで受け取った不幸の手紙と全く同じだ。

主張に根拠がない。

雰囲気がうさんくさい。

その通り行動しても行動しなくても、
受け取っただけで不幸になる。

そんな手紙だ。
それは何か?

それは、、、

「これで儲かる系」のセールス「レター」。

僕は普段、潜在意識に悪い影響があるので、
できるだけこの手のセールスレターは目に入らないようにしているが、
情報収集のために久々に開いてみたら、、、

やっぱり不幸の手紙だった。

脳は目にするものや考えること、耳にすることなどを、
善悪を付けずに全て吸収してしまう。

これは吸収しよう、とか、これはやめとこうとか、
そういったような分類をする能力を持っていない。

口にした食べ物を、
意図的に「これは消化吸収しよう」とか「これはやめとこう」と
コントロールすることができないのと同じだ。

だからそういう不幸の手紙は、見ただけで、
(たとえ商品を買わなくても)
それは深く潜在意識に刻まれてしまうため、
必ず影響を受けてしまうのだ。

だから口に入れるものと同じくらい、
目や耳に入れるものにも気を使う必要がある。

ましてや、それを「書き写す」なんて。。。

 

・・・さて話を手紙の内容に戻そう。

きっとこのセールスレターを書いた人は、
ある程度コピーライティングを勉強しているんだろう。

問題への共感。
その問題の煽り。
解決策の提示。
限定性で煽り。

そういった一連の構造にはなっている。

しかしそこで売っているものは、、、

全く再現性のない、
いわゆるダメな商品、だった。

北岡さんが「起業家のゆとり教育」のビデオで話していた、

「私はこの方法で儲かりました。だからあなたも同じ事をしましょう」。

あるいは人を「依存」させるような、
一度お金を払ったらどんどんお金を吸い取られるような、、、

そんな商品だった。

北岡さんのゆとり教育ビデオ:
http://www.theresponse.jp/consulting/program/yutori/

 

そういうものを買わせるよう、
行動させる手紙。

買ったら不幸になるようなものを買わせるセールスレター。

これは不幸の手紙以外の何物でもない。

しかし、、、
あなたは、忘れてはいけない。

優れた商品を広めるのが、
マーケティングやコピーライティングである。

そのスキルを手にした、そのスキルを学んだ、
あなたの責任は重い。

あなたは決して、
不幸の手紙を書いてはいけない。

自分なら買わないような、
自分の家族や友人に薦めないような、

そんな商品を売ってはいけない。

 

 

PS
あなたが本当に、
「優れた商品だけを売る」と約束できるなら、、、

http://www.theresponsecopy.jp/copywriting_program/


Facebookにコメント

  1. ■ヤフトピの写経って良くないのでしょうか?
    ヤフートピックスの10文字程度のヘッドラインを手に馴染ませようと写経を続けているのですが、、、

    ■離婚・自殺・他殺・謝罪などなど
    暗いニュースが大半なので、セルフイメージにも悪影響を与えてる気もします。。。

    ■スワイプの写経は、ロバート・コリアーの「伝説のコピーライティング実践バイブル」を毎日25分以上やってます。

    あ。12週間実践プログラムで初回に登場した良い広告2つは、すでに写経を終えています。

    ■スワイプの写経というのは、将棋での棋譜並べにちかいと思っています。将棋では、対局したときの駒の動かし方を記録したデータを棋譜と呼びます。その棋譜どおりに将棋盤で並べることで、対局時にいい手が思い浮かびやすくなるんです。

    ■スワイプの写経の効果は大きく2つあると思っています。1.良いコピーの書き方を手になじませることと、2.スワイプを使ってライティングするときにすぐに参照できるようにすること(潜在意識に記憶を刷り込むこと)。

  2. 丸太ヨガの女 さん: 2013年05月06日 23:08

    若かりしき頃に、デートを申込まれて見に行った映画がありました。
    『エクソシスト』というホラー映画でした。
    見ていて気持ち悪くなり、恐ろしさで1週間くらい
    一人でトイレに行くのも怖く、夢でうなされました。
    その男の子は、『キャーっとしがみついて欲しくて』
    その映画に誘ったのだと思いますが、
    思い出すだけで嫌な思い出です。
    それ以来、ホラーや戦争映画は絶対に見ないと決めました。
    潜在意識に入り込まないように、
    自分の脳と心には、良いものやきれいなものを
    日常から落とし込むようにしています。
    とても良い内容のメルマガを提供していただき
    ありがとうございます。

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