ちょっと変わったクライアントの取り方

From:寺本隆裕

今日の午前中、
虎の穴に参加しているコピーライター2人に
大阪オフィスの撮影ルームに来てもらって、

こないだ言っていた
クライアントの取り方」について収録をする予定。

聞いた人に、
「これでやらない奴はただのチキンやな、、、」
と感じてもらえるよう、
かなり細かいところまで突っ込んで聞こうと思ってます。

でも、先日、その収録に先駆けて、
レスポンスコピーのメンバー砂川さんが、

ちょっと変わったクライアントの取り方をシェアしてくれました。

かなり詳しく書いてくれているので、
そのまま紹介しますね。

 

========================
僕が初めてコピーを書かせてもらったのは、
とある整体院でした。

それは、ある日、たまたま僕が立ち寄った
スーパーでの出来事です。

レジで会計を済ませ、食材を買い物袋に入れていると、
目の前のスーパー専用の掲示板に、
一枚の整体院のチラシが置いてありました。

僕は、12週間コピーライティング実践プログラムで、
ある程度の知識は得ていたので、そのチラシを見て、

「ここはこうした方が良い」
「ここはああした方が良い」

と自分勝手にチラシのコピーを
評価していました。

 

そして、その1週間後。

また同じスーパーに立ち寄ると、
今度は、そのチラシがカスタマイズ
されていました。

と言っても、整体コースの料金表を
ホッチキスで添付してあるだけだったのですが・・・。

それを見て僕はこう考えました。

「チラシを出すという事は、お客さんを集めたいということに
 違いない。そして、カスタマイズしているということは、
 それだけチラシ作成に力を入れているのではないだろうか?」

しかし、そこに置いてあったチラシは明らかに反応がなさそうな
チラシでした。

据え置きしてありましたが、数も全然減っていません。

 

「僕に何かできることはないか?」

そう考え、そのチラシに書いてある住所に
手書きでお手紙を書きました。

「あなたのチラシ書かせて下さい」と。

すると、3日後、その整体院から僕の携帯に電話があり、

「本当に書いてくれるんですか?」

と、かなり疑り深い感じで質問されました。

そこで契約の話まではいかず、
「ちょっと考えさせて下さい」となり、
電話はいったん終了。

1週間くらい経っても返事がないので、

「まだ疑っているんだろうな。
 無理もないよな。いきなりチラシ書かせてくれなんて
 怪しさ丸出しだもんな」

と思い、今度はその整体院のチラシを
「ここをこうするともっと良いと思いますよ」と、
レビューし、それをレポートにしてその整体院に郵送しました。

 

すると、すぐさま反応が来て、

「書いてほしいんですけど、料金はおいくらですか?」

と聞かれ、その後契約に至りました。

地元のスーパーは掲示板があって、
地域のイベント情報などのポスター
などが張ってあります。

その他、整体やカイロ、ヨガ教室
などのチラシも張ってあります。

チラシを張ってあるということは、
集客したいという想いがあるからだと
思います。

 

集客したい店舗経営者とコピーを書きたい
コピーライター。

マッチングする確率は高いと思います。

後で聞いた話ですが、その整体院にも、
飛び込み営業のセールスマンや電話営業で、

「広告出しませんか?」

みたいな営業があったそうです。

そういうセールスマンは全て
追い返しだそうですが、

僕みたいに「手紙を送ってくる人は
初めてだった」と言われました。

それが意外だったそうです。

長々とスイマセン。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

========================

 

砂川さん、ありがとうございます!
なるほどとてもユニークな方法ですね。

特に僕が好きなのは、
先方にレポートを送ったところ。

これがいいのには2つの理由があります。

1つ目は単純に、フォローアップしたこと。

見込み客にきちんとフォローアップをかけた行為そのものが、スバラシイ!

2つ目は価値提供。

レポートを送って役立つ情報を提供することで、
単なる「セールス」ではなくなっているところです。

今回は先に価値を提供することによって、
売り物である「コピーライティングサービス」の
価値を正しく伝えることに成功しました。

結果、競合との比較がなくなり、
相応の対価を払ってもらえるようになります。

「料金はおいくらですか?」というやり取りで、
単なる「買ってください」「無料でいいので試してください」という、
お願いセールス、安売りとは違った風になっているのがわかるでしょう。

 

砂川さん、
価値ある情報のシェア、ありがとう!!

0を1にするところが一番大変なところ。
そこを見事、クリアしましたね!

今後1を10に、100に、
広げていって、またシェアしてくれると嬉しいです♪

 

 

PS
もうすぐ、コピーライティング虎の穴に代わる、
マニアックなプログラムをリリースします。

12週間コピーに参加してくれている人優先での案内になります。


Facebookにコメント

  1. FS30R06XL4 IGBT module components datasheet pdf and price

  2. 伊藤 さん: 2013年08月13日 10:52

    今、12週間コピーライティングを実践中の伊藤と申します。本当に良いお話しで、参考になりました。早速、行動しまーす。

  3. 砂川 さん: 2013年05月10日 22:15

    まさか、こんなに喜んでくれるとは
    思いませんでした。

    ありがとうございます!!

    • 丹郷健一 さん: 2013年05月12日 15:59

      砂川さん。
      ありがとうございます。
      凄くいい話しですね。
      参考にさせていただきます。

      コピライターはマニアックな変態←いい意味で
      多いのでどこかで詳しいお話できたらいいですね^^

      • 砂川 さん: 2013年05月12日 21:17

        丹郷さん
        コメントありがとうございます。

        やっぱり変態って最高ですね!

        「クライアントの取り方」企画。

        楽しみです。

  4. これはすばらしい!

    等身大な感じがして、自分にもできそう…!と思わせてくれました。そして相手の整体師さんから依頼のお願いが来るところで、、、、もう!感動しちゃったじゃないの!(笑)、、、僕も昔はじめての1人目のお客さんを獲得したときの喜びを思い出しました。

    砂川さんの文章がすばらしかったので、今日の記事はブックマークしちゃいました。

  5. 山科 智也 さん: 2013年05月10日 07:31

    それと、この部分。
    「チラシを出すという事は、お客さんを集めたいということに違いない」
    これ、盲点でした。
    そうです、思い出しました。
    かつて10年近く前、求人広告代理店で働いていたとき、
    どこにテレアポするのか?
    それは、「求人雑誌に求人広告出してるところ」でした。

  6. 山科 智也 さん: 2013年05月10日 06:58

    いま、三回読みました。
    先に価値を提供する。
    いつもこのブログで体験してることなのに、
    すっかり抜けてました。
    砂川さん、ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です