書けない?ならコレを試してみて・・・

From:小川忠洋
大阪のオフィスから、、、

 あなたは不思議に思った事ない?いつも、セールスレターを書く時とか、メルマガを書く時、何故、手が止まるんだろうかと・・・

 何を書こうか、考えているうちに、パソコンの画面は真っ白なまま。手が動かない時間が、しばらく続く、、、しばらくしてから、オレは一体、何してんだ!とか自己嫌悪。

 経験あるよね?

 不思議じゃない?例えば、友達を目の前にした時、言葉につまって何から話していいか分からない。なんて事はないよね?どんなくだらない事でも、口から出て来るでしょ?

 でも何で、何でこれが文字になると違うんだろう?

 コピーライティングの7不思議の一つだな。こりゃ。この、ライターズブロックを回避するためのヒントは、いくつかもう話してある。が、今日は3つのポイントを紹介しよう・・・

1)話す相手の事。

 友達と話す時は、その相手がどんな事に興味があって、どんな事で悩んでて、どんな状態なのか?完全に我々は把握している。だから、喋る事に困らない。その上、喋ったら反応が帰って来るから会話は止まらない。

 しかし、コピーとなると、相手の事を全く把握してないまま書き出してしまう人が多い。つまり、相手の悩みも、興味も、今の状態も知らないまま、、、その人に話しかけるようなもの。

 何話すの?

 おはよう。こんにちは。くらいしか言いようがないよね。だから、ブログでもメルマガでもセールスレターでも、実際の会話でも、大切な事は相手を知る事。相手を十分知ってさえいれば、何を話せば、相手の注意を引けるかが分かる。

 誰に話すのか?これはコピーライティングで最も重要な質問だ。

2)コピーにはあっても会話にはないもの

 セールスコピーを書く時は、やるけれど、友達の会話では絶対にやらない事がある。それを止めれば、友達との会話と同じようにセールスコピーを書く事ができる。

 それは、編集だ。

 友達と会話する時って思った事を口にだしてるでしょ?頭の中に浮かんだ事を口に出す前に、『これは今、言うべきか?』『こんな話に興味はないかな・・・』なんて事を頭の中で編集したりしてないよね?

 そう。でも、コピーを書く時は、みんなこれをやってる。何かを書き出す時に『これじゃ注意が引けないかな、、、』とか『これじゃ、言ってる意味が分からないかな、、、』『これは専門用語かもな、、、』などなど。

 そうして頭の中で編集行為を繰り返しているので、文字が一文字も出てこない。ライティングはどちらかと言うと右脳的な仕事。それにひきかえ編集はどちらかと言うと左脳的、分析的な仕事。二つを同時にやろうとすると、どうなるか?

 ブレーキを踏んだまま、アクセルを吹かすようなもの。頭の中がわけのわからない状態になる。

 ライティングにおいて、最も簡単に書けるようになる方法は、編集を止める事。どんなバカな事でもいい。どんなくだらない事でもいい。どんな意味が分からない事でもいい。とにかく書き出す事。

 そうすれば、誰だってライティングが早くなる。

 あなたも今、頭のなかで何か考えてるでしょ?『ふーんなるほど。』とか『それ、昔のワークショップで聞いた事ある』とか。そういった事を頭の中に閉じ込めておかないで、手を動かして紙に書く。これがライティング。

 ほとんどの人は頭の中に何らかの考えがあるもの。考えが全くない状態の方が、無の境地でスゴい。もちろん、くだらない内容のセールスレターを書いても誰も読んではくれない。

 なので、次に編集が来るわけ。ここで分析的になればいい。『この順番はおかしい』とか『このオープニングでは、読みにくいな』とか、そういった事を考えればいい。

 そうすればとっても楽に書けるようになるはずだ。

3)友達に話すように

 話し言葉と文章はちょっと違う。小説を書くんだったら、読むための文章を書く方がいいかもしれない。しかし、セールスレターを書くんだったら、話し言葉で書いた方がいい。

 このブログだって、終始、僕の話し言葉で書いてるでしょ?

 そうすると、何だか僕と会話してるような気分になってこない?これが話し言葉のいい所。相手が読みやすいだけじゃなく、ちょっとしたつながりを感じる事ができる。

 そして、書く方も、話し言葉でいいから楽だ。頭の中に浮かんでいる事をただ、ただ、文字に流していけばいいだけなんだから。

 以上。3つのポイントをあげたけど、参考になったかな?次に、セールスレターかメルマガを書く時に、ライターズブロックに会ったら、この事を思い出してほしい。きっと、すらすら書けるようになる・・・

-小川忠洋


Facebookにコメント

  1. 完璧を求めてしまうんですよね。

    右脳ではなく、左脳が初めに動いてしまう。
    感覚から、分析という流れが自然なのですね。

    もっと内面の感情・情熱を言葉にしてみます。

  2. 山岡裕司 さん: 2010年07月02日 15:19

    この内容、実際やると確かに効果が違いますよね。

    当初編集しながら書いていたら、完成までに時間のバラツキがありました。
    きっと気分のノリ次第ってこともあったんだと思います。

    ただまず書くことだけをやり、編集はあとに回すと、完成までの時間のバラツキの差が少なくなりました。

    これは自分だけなのかもしれませんが、やってきて実感したことを思い出したので、記載させて頂きます

  3. 小川さんは、やっぱし天才ですね。

    天才=数です。

  4. uezono さん: 2010年07月02日 10:12

    おはようございます。

    「チラシ作って」
    と言われ、1日、2日、、
    ・・・言葉が出てこないよ!
    という状態でした。。
    とにかく、話言葉で書いてみます。

    ホントにいつも小川さんに感謝です。
    ありがとうございます。

  5. 大西 さん: 2010年07月02日 09:09

    文章を書くって話すようには・・・・

    相手の反応が見えないから・・・いろいろ考えて・・・

    ダイレクト出版からは面白い文章が毎日のように届きます。

    こんなに書けたらなと思います。

  6. 宮崎辰也 さん: 2010年07月02日 08:47

    文章を書こうとすると、ついカッコよく書こうと
    意識してしまうことがあります。

    一回、ボイスレコーダーに自分の声を録音して
    それを文章に起こす方が実は楽なのかもしれませんね。

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