どっちのコピーがいい?

コピーライター:山田光彦

From:山田光彦

「このコピー、どっちがいいと思います?」

 
これは、社内のコピーライターが書いた
あるセールスレターのレビューを頼まれた時に言われたこと。

ダイレクト出版では、
社内のコピーライター同士でレビューしあうのは
とてもよくあることです。

 
コピーを何時間も書き続けていると
自分が書いたコピーがいいのか、悪いのか、
だんだん、よくわかなくなってきますよね?

なので、客観的なフレッシュな目で
コピーを見てもらうことで、
最終的にいいコピーができあがる確率が高くなります。

なので、積極的にレビューを
やりあっているのです。

 
(実際、海外で有名なダイレクト・レスポンス・
 マーケティングをやっているある会社は、
 コピーライターのチームを持っています)

 
レビューを頼まれたコピーが
具体的になんだったのかは、
ちょっと忘れてしまって、
シェアできないのですが、、、

 
「こっちのコピーの方がよさそうですね。
 でも、アイデアが同じなので、
 そんなに変わらないんじゃないですかね?」

「確かに、そうですよね」

そんな会話になりました。

 
コピーライティングといえば、
コピーの「書き方」という
イメージがあるかもしれませんが、

セールスレターで恋人を「ゲット!」した伝説?を持つ
天才コピーライターのゲーリー・ハルバートが、、、

 
「広告を動かす中心的なアイデアをみつけることができれば、
 商品を買ってもらうことは簡単なことだ」

 
と言っているように、

コピーを書くときには、
どんなアイデアを中心にして書いていくのか?

ということが、とても大切になります。

 
なので、コピーを書き始める前に
どんなアイデアでコピーを書くのか、
を決めるのが大切なのですが、、、

そのアイデアをどんなものにするのか?
それを決めるのが、
結構、難しいですよね。でも、、、

これを見つけるのが、
僕たちコピーライターの大切な仕事のひとつです。

 
逆に言ってしまえば、
いいアイデアが簡単に見つかるなら、
コピーライターに高い報酬を払う人はいなくなるでしょう。

じゃあ、実際にいいアイデアを
どうやって見つければいいのか?

どんなアイデアにすればいいのか、については
色々と意見があるところで、

たとえば、、、

 
・人間の脳は新しいものに反応する。
 だから、新しいことをアイデアの中心にしろ!

・複雑なことは理解できない。
 だから、アイデアはシンプルに!

などなど、、、

 
とてもたくさんあるのですが、、、

僕が知っている中で、
一番、手っ取り早くて、
しかもいいコピーが書ける確率が
高いアイデアを見つける方法は、、、

 
「パクる」ことです。

 
はい。そうです。
また、出ました。
うまくいったコピーを「パクる」です。

このメルマガをよく読んでいる人は

「また『パクる』かよ!」

と思ったかもしれませんが、、、
(僕も書いていて思いますが、、、)
実際のところ、これ以上の方法はないでしょう。

 
理由は簡単です。

たとえ、まったく別の商品を売っている
コピーでも、商品を買っているのは同じ人間です。

しかも、人間の心理は、10年前、20年前から、
そんなに大きく変わっていません。

おそらく、100年以上前でも
本質的には変わっていないと思います。

(100年以上も前に書かれた本を
 僕たちが読んで、感動したりすることができるのは、
 人間の心理が本質的に変わっていないからでしょう)

 
それなら、歴史上、
天才と呼ばれたコピーライターが残した
コピーを拝借した方が、いいですよね。

 
コピーを書くときに
どんなアイデアを中心にするか迷ったら、
とりあえず、、、

パクろう!

ー山田光彦

PS.
コピーのアイデアについて、もっと詳しく知りたいなら、
このページが役に立ちますよ。

詳しくはこちら


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  1. A simple and inelglitent point, well made. Thanks!

  2. You’ve magnaed a first class post

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