クレーム!!

FROM:寺本隆裕

モノを販売する最前線に立つ我々コピーライターは、
時にクレームを受ける事があります。

きっとあなたもこれまで、
色んなクレームを経験してきたことでしょう。

一生懸命作った商品。
そしてその魅力が伝わるように一生懸命書いたコピー。

でも、
ちょっとした認識の相違。ちょっとした行き違いで、
クレームになることは少なからずあります。

しかし、これから話す事は、
「売ってクレームになった」ケースではなく、
「売らないことで、クレームになった」ケースです。

クレーム「なぜ売ってくれないんだ!」

それは、姉妹メルマガ【ザ・レスポンス】で、
あるメルマガの記事を書いたときのこと。

その記事は、コピーライティングの重要性と、
その活用シーンに関する概要を紹介するものでした。

オープニングは日常のストーリーから入り、ビジネスの内容へ。
そして、最後の締めを行ったあと、「寺本隆裕」のサイン。

得意のパターンだったのですが、
そこに一つ書き忘れていたものがありました。

この記事は、コピーライティングの重要性を紹介するもの。
つまりこの記事を読んだ人は、

「あー、いい話聞いたなー。」
「やっぱりコピーちゃんとやらんとなー。」

という気持ちになるようなものです。

であれば通常、PSでは、
もっと詳しく学べるような関連の商品を紹介していたのですが、
でもその日は、うっかり忘れていたのです。

そうしたところ、、、

「コピーが重要なのはよくわかったが、その次をきちんと示してくれないと困るじゃないか!
せっかく勉強したいという気になってるのに、なんて不親切なんだ!
先に進めないなら、ただイライラするだけじゃないか!」

と、お客さんからクレームが!

つまり、
売らなかった事でクレームになってしまったわけです。

『売る事 = ______』

ときとして、「売る事は悪い事」のように言われる事があります。
相手からお金を奪うなんて、、と。

しかし、相手に本当に必要なものだったり、相手が本当に欲しいものを、
相手のタイミングに合わせて提供する(売る)事は、悪い事でも何でもありません。

むしろ今回のように、売らない事=悪い事 になるケースもあるわけです。

「顧客にとって信頼されるアドバイザーになれ」とは、
ジェイ・エイブラハムの言葉。

我々コピーライターは、
顧客にモノを売りつける人ではありません。

競合の商品ではなく、この商品を買った方がいい!
しかも、後ではなく今、買った方がいい!
そうじゃないと損するから!

ということを、顧客にきちんと教えてあげることのできる、
信頼されるアドバイザーなのです。

だから今、あなたが売っているものが何であれ、
顧客がそれを買った方がいいと信じるなら、、、

全力で、そうさせるべし!

情熱を持って、あなたのその確信を伝えよう!

PS
コピーライティングの実践的なプログラムへの参加は、、、
こちら!

http://www.theresponse.jp/dankennedy/spycopy/


Facebookにコメント

  1. 宮崎 さん: 2011年06月29日 09:14

    売らなかったことでクレームが来るって、面白いですね。
    それだけ信頼関係ができているってことでしょうか。

  2. 顧客のニーズを把握し商品の特徴を理解した上で、本気で顧客のためになると思える商品のコピーが書ければ、素晴らしいコピーになると思います。
    常にコピーを書くときは、その商品を買う事で幸せになる顧客をイメージし、その顧客のためにコピーを書くことを意識するべきなのでしょうね。

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