スワイプファイルについて

コピーライター:寺本隆裕

From:寺本隆裕

「コピーライティングとはクリエイティブではない。
コピーライティングとは『コネクティブ』だ。」

ライティングの教科書にはこう書いてあります。

つまり、なにか新しいものを考えだし、生み出すことではなく、既にあるものをつなぎ合わせることだと。

コピーライターの仕事は、

その「既にあるもの」を「探してくる」こと。

つまり、

ライターの仕事=書くこと ではなく、
ライターの仕事=探すこと

だということです。

 

ダン・ケネディが短期間でめっちゃ売れるコピーを
大量に作れるのはこのためです。

僕らはどうしても、
人に見せて「すごいコピー」を作ろうとしがちですよね。
(特に、同業者やコピーライター仲間に)

でも、、、
ダン・ケネディはどんなときでもビジネスマンです。

つまり目的は「美しいコピー」を作ることではなく、
「売れるコピー」を「短い時間で」作ること。

ダン・ケネディの「コピーライティング93のアイディア」の中で、
彼はこの「ライティング・スピード」について話していましたが、

もし100万円売れる美しいコピーを1ヶ月かけて書くのなら、
60万円売れるそんなに美しくないコピーを1週間で書くほうがいい。

それが彼のブレない考え方の一つです。

 

彼ほどの経験と実力があれば、
時間をかけて「美しいコピー」を作れるにもかかわらず、
そっちよりもスピードを優先する彼の考えには、いつも反省させられます。

そしてその「スピード・ライティング」の大きなポイントとなるのは、
「スワイプファイル」つまり、
今までに上手くいった広告のサンプルを手元にたくさん持っておくこと。

そのなかから「パクって」これるところを「探し」、
それをつなぎ合わせて自分の商品のコピーを作るということです。

 

スワイプファイルについては、大きく2通りの使い方があります。
顕在意識での使い方と、潜在意識での使い方です。

顕在意識での使い方とは、実際にスワイプを見ながら、
ここはそのまま使おうとか、ここはちょっとアレンジして使おうとか、
そういう風に意識しながらやることです。

ライティングの時にスワイプファイルを横において書くときというのは、
この潜在意識での使い方をしているということになります。

 

そしてもう1つ、潜在意識での使い方。

これは意識してスワイプを使うというよりは、、、

予めたくさんスワイプファイルを頭に入れておくことで、
実際にコピーを書き出したら、勝手に指先が動きすいすい文字が出てくる。

そのパワーを使うということです。

そもそも、「知っていることしかアウトプットできない」はずなので、
脳の中にインプットしておかないと、文章は出てきません。

知っていることの量 >>> 書ける量

ということですね。

だから、優れたスワイプファイルを大量に読んでおくと、
それが優れたインプットとなり、優れたアウトプットにつながるということです。

あなたも人と話していて、
「そういえば、どっかで読んだか聞いた話なんだけど、、、」
という風に、話を思い出した経験があるかもしれません。

これはまさに、以前入れたインプットが、
ちょっとしたことがきっかけで表面に出てきたということ。

文章を書いているときは、
こういった「次から次へと言葉が出てくる」体験を頻繁にします。

これが「潜在意識を使ったライティング」です。

(ダン・ケネディは「潜在意識がコピーを書いてくれる」と言っています。)

そのためあなたも、
コピーの教材や本だけでなく、
優れたスワイプファイルと呼ばれているようなものを日頃から読んで、
インプットを増やしておくことをおすすめします。

この表現すげー!エロいー!なんて興奮しながら、、、

コピーライター:寺本隆裕

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