天才、発見!

天才を発見しました。

FROM:寺本隆裕

誰のことかって?
そう、写真にある寺本ジュニア(隆星(りゅうせい 3歳))です!

勉強熱心なレスポンスコピーのメンバーならお察しの通り、このオープニングから始まる今日の記事は、95%くらいただの親バカを披露する内容になる予定。

コピーライティングに関する所は5%くらいなので、ぜひプリントアウトしてその部分を探し、そこに赤丸印を付けてみましょう!それが最高のエクササイズだ!・・・なんてね。

ちなみにこれは、隆星がまだ2歳10ヶ月ほどの時に書いたドラえもんの絵。

。。。ウマすぎる!

↓ ↓ ↓

どっからどう見てもドラえもん

段ボールに書いた絵なのでちょっとわかりにくいかもしれませんが、このドラえもんはウマい!と思いません?

どことなくシュールな感じもするけど、何となくわかりますよね?

いやー、2歳の時点でこのクォリティ。
将来が楽しみですね♪

ちなみに僕は大学では建築学科だったものの、絵がヘタクソすぎてあきらめたという経験の持ち主です。絵がヘタクソだということに建築学科に入ってから気付き、克服しようと知り合いの画家のところに習いにいきました。

でも実際教わってみたら、、、、

才能ないかも  →  向いていない(あきらめた方がいい)

という確信に変わったのです。(ちなみに僕の絵はこんな感じ。飼ってるウサギ(モコ)が寝ている様子を上から見た所。これは上手く書けた方の作品の一つだけど。)

そんな感じの僕の息子が、このように素晴らしい絵を描くなんて、天才じゃないかと思うわけです。

実際、ペンが持てるようになってから息子はずっと絵を描くのが好きで、家にいるときはずっとお絵描きをしています。買ってきた落書き帳なんかも、2~3日で使い切ってしまうくらい。

新聞のチラシのウラが白いものなどを見つけたら、「これ、書いていい??」とすぐに持っていって、車の絵やら何やらを描いています。それにとどまらず、白いソファーにも油性マジックで素晴らしい抽象画を書いています、、、

なぜ、絵がうまいのだろう?

考えるまでもなくその最大の理由は、ウチの嫁さんでした。嫁は周りから「イラストの仕事してたの?」と言われるくらい、絵がうまいのです。また機会があればお見せしたいけど、さらさらっと楽しげな絵を描きます。

日中、隆星の遊び相手をしている嫁は、絵を描いて見せてあげています。当然、それを見ている隆星は、この「優れたお手本」を元に絵を描くことになるので、メキメキ上達していくのです。

一方僕の両親は、というと、絵はヘタクソすぎてどうしようもないです(僕の絵を見て「上手いなー」と感心していたくらいなので相当です)。そんな親の書いた絵を「お手本」にして絵を覚えていった僕が、絵がうまいはずがありません。。。

いいお手本があると上手くなる。
こんなことって、よくありますよね?

子供の話だけじゃなく、社会人になってからの仕事のやり方なんかもこれと似たようなところがあります。

僕は社会人になってはじめて勤めた会社で、とても優秀なマネージャーの元で働くことができたので、その人の仕事のやり方を盗むことができました。プロジェクトの進め方や問題解決の仕方。交渉のやり方から大人の表現方法(モノの言い方)まで。

つまりいいお手本を見せてもらったというわけです。

コピーの場合は?

では、いいコピーを書くためには、どうすればいいのか?

この話の流れからすると、「いいお手本をたくさん見ること」と「それを盗む(マネる)こと」だというつながりが自然ですね。

実際僕の場合はその通りで、優れた「スワイプファイル(お手本となるようなセールスレター)」を見て、書き写してから実際のライティングに入った場合、売れるコピーがスグに書けることがよくあります。この間やったライティングのプロセスはこんな感じでした。

1.リサーチをする(15ステップ・コピーライティングを使いました)

2.いくつかのスワイプファイルを読む

3.その中の一つを手書きで書き写す

4.セールスレターを書く

こういうプロセスをやったところ、とてもいいコピーができたのです。

一発で売れるコピーを仕上げることができれば、後はそれをひたすら広告していくだけだから簡単ですよね。逆に、作ったコピーが上手くいかなければ、また色々と修正してテストして改良したり、書き直したりしなければいけないので、時間がかかって大変です。

そう言う意味で、上のステップの「2」とか「3」というプロセスは、一見遠回りな作業のように見えて、実はトータルの時間をかなり短縮できるものなのです。

だから、スパイ・ダンケネディ・コピーのメンバーシップで提供している「スワイプファイル」は、「持っておいた方がいい」というものではなく、「持っておかないと時間がかかってシャーない」というものなのです。

もしかしてあなた、その辺で見つけたコピーを参考に、自分のコピーを書いてなんか、いませんよね?

PS
5%、見つけられましたか?

PPS
スパイ・ダンケネディ・コピーに入ると、毎月解説付きのスワイプファイルが手に入ります。

ちなみに、メンバー専用サイトに「リサーチ以前のコピーの基礎」のビデオをアップしました。基礎をしっかりと固めたいあなた、必見ですよ。

http://www.theresponsecopy.jp/member/?p=478


Facebookにコメント

  1. uezono さん: 2010年06月23日 18:08

    こんにちは。

    私は、最初に「これを真似なさい」といわれて
    真似て、その最初のパターンがこびりついてしまうと
    それよりもよいものであるのに、それをすぐに
    自分の中に入れられない、ということがよくあります。

    がんばって入れ替えていかないと!

    ありがとうございます。

    PS 次回はりゅうせい君のカラー画を見たいです♪

  2. SMILE さん: 2010年06月23日 17:46

    とても良い話ですね。子どものことを親が自慢すると、親バカと言われる場合もあります。日本の場合はそういう風潮が強いので、「うちのバカ息子が・・・」などと言ってしまう親もいます。それが子どもの悪いセルフイメージになってしまうのです。、親が子どもを信じずに誰が子どもを信じるのでしょうか?親にほめられた子どもはのびのびと良い子に育ちます。ほめることと叱ることのバランスが大事だと思います。

  3. 山岡裕司 さん: 2010年06月23日 15:02

    人が何かマネする時、まずはもっとも身近な人をマネる傾向にある。
    でもそれが優秀な人だったらいいが、そうでない場合がほとんど。
    だから優秀な人をマネするのが、一番の成功の近道。
    でもその優秀な人の気持ちや心がわかっていないとマネしても意味がない。
    そしてマネを繰り返すことで、自分のスキルにでき、他に影響を与えられるものができる。しかも何故か自分のオリジナルな作品として相手はみてくれる。

    そう考えると「マネする」というのは、「役を演じる」のと同じなんだと思いました。

  4. ピクル さん: 2010年06月23日 09:54

    奥様の話が出たあたりでその先の流れがだいたい想像ついて・・・
    当然最後はおなじみのセールスが。
    でも読んでしまうんですよねぇ。
    ネタが分かってても続きを読まずにはいられない。
    毎回斬新な手法を使っていればいいってものでもない。
    ベタベタでもここまで洗練されてると武器になるという見本のようなもの。
    吉本新喜劇を見て育った私にはとても心地よい「お約束のパターン」(笑)
    まさにプロの仕事ですね!

  5. 湯浅庄平 さん: 2010年06月23日 09:46

    新聞のチラシのウラが白いものなどを見つけたら、「これ、書い
    ていい??」とすぐに持っていって、コピーのネタや広告を書い
    ています。それにとどまらず、白い壁紙にも油性マジックで素晴
    らしいアイデアを書いた紙を所狭しと貼り付けています、、

    休日、彼女の相手をしているのは、それらのアイデアノートだっ
    たりします。当然、それを見ている彼女は、この「優れたお手本
    」を元にコピーを書くので、コピーの腕がメキメキと上達してい
    くのです。。

    ですから、私がサービスの発案で悩んでいるときに生意気にも、
    「一つの悩みを解決する事に目的を絞って、掘り下げていかなき
    ゃ!」なんて言われる事が多々あります。。

    良いセールスコピーを手書きで写す事に集中するよりも、、「あ
    っ、こう言うときは秘密のコピーで引きつけるか、、」とか、「
    だって、もう駄目だろ、、恐怖であおった方がよいな」とか、そ
    う言うセールスプロモーションってか、、そもそもな人間心理を
    思い描きながら、その事を念頭に置きながら書かないと、ただの
    「お母さんのまね」になってしまうと思います。

    何度もなぞった「ジャポニカ漢字練習帳」だって、、気が付いた
    ら、確かに書いてるうちにかけるようになっていて、もしかした
    ら今では「漢字は任せろ!」ってなってるかもしれないけど、、

    でも、その昔、、その漢字を考えた人が何を思って、何を伝えた
    くて、、どんな思いからその漢字ができたのか、、そんな思いも
    知らずに書いている人が多いから、その覚えた漢字を上手く会話
    で使えてないと思います。教育が悪いのもあるでしょうが、カッ
    コつけて漢字を沢山使ってしゃべる人は、相手に意味が伝わって
    いるか、もう一度考えた方がいいかもしれませんね。「その言葉
    の本質は?」俺は何を伝えたいの?って。。

    真似ごとじゃやない、本物のコピーを書きたいから、良いものを
    脳内にコピーする事の本質をもう一度考えてみました。

    PS,
    あれ、うさぎを上から見た絵なんですね。。うさぎが書いてある
    のを、マルで囲んで「これだよ」って注意を引いてるのかと思っ
    てました。。なるほど、言われると良くかけてると思いますよ。
    まぁ、マウスで書いたウサギでしょうから。ん?。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です